テーブル席でゆっくりするのもいいけれど、お寿司はカウンター席で臨場感と会話を楽しみながら食べたい! という方も多いのではないでしょうか。流麗な所作で目の前にお寿司が置かれる瞬間は、何とも言えない高揚感があります。今回は、都内のお店の中でも使いやすい、予算1万円台で楽しめる8軒をご紹介いたします。
目 次
おまかせでもおこのみでも、気軽に楽しめる旬の食材と豊富な日本酒
銀座 鮨 み富(東京・銀座)
店主は池波正太郎が通っていたことでも有名な「新富寿し」のご出身。旬のネタに合わせるのは、ほんのりした甘みの酢飯。穴子や蛤に使うツメは旨味が濃縮されていて、必食の味わいです。
大きな窓のある、開放的なカウンター席も人気の理由の一つです。
厳選した食材を下関から直送、一味違う地魚の饗宴
下関 寿し 仁(東京・京橋)
下関・唐戸の名店の味を、東京で堪能することができる貴重なお店。赤ウニや穴子など、下関の鮨通を唸らせる新鮮な直送食材を心ゆくまで食べられます。
地魚の力があふれる、東京のお寿司をよく食べられている方におすすめの一軒です。
美しい日本建築の設えに囲まれ、つまみとにぎりに酔いしれる
江戸前 服部(東京・六本木)
場所柄海外からのお客様も多く、鮨を通じておもてなしの気持ちを伝えることに注力されている「江戸前 服部」。全国各地から揃えた食材の持ち味を活かす、丁寧な仕事が光ります。
樹齢500年の檜を使った一枚板のカウンターと、季節を感じる盛り付けは心を豊かにしてくれます。
旨味が広がる、繊細な仕事と遊びごころの絶妙な塩梅
鮨 くりや川(東京・恵比寿)
会席料理の修業経験もある店主は、食材の美味しさをこれでもかというほど引き出す技術に長けています。
にぎりとつまみのバランスがどちらかに偏り過ぎてしまうことがなく、それぞれの味わい深さを実感させてくれるような、コースの組み立て方と発想力には舌を巻きます。
一期一会を大切にする、気持ちが伝わる細やかな心配り
鮨心(東京・広尾)
お客様に喜んでいただきたい、そんな気持ちがひしひしと伝わってくる広尾の人気店。
美味しいのは勿論ですが、驚きと楽しみが散りばめられたにぎりとつまみの取り合わせには、奇をてらった感じはまったくなく、思わず笑顔に。食べ終わってまたお伺いしたいと思う一軒です。
鮨とお酒を思う存分楽しむ、呑兵衛のためのおまかせコース
代官山 鮨 たけうち(東京・代官山)
にぎりもつまみも、あれやこれや食べながらお酒との相性に舌鼓を打つのにうってつけの一軒。有名鮨店で修業を重ねた店主のにぎりには一分の隙もなく、つまみには天ぷらが登場することも。
程よいボリュームで色々食べたいという気持ちをしっかりと満たしてくれ、美味しくお酒が飲めます。
お寿司を味わう時、あらためて海の幸が豊富な日本で暮らせる幸せを感じます。毎年新しいお店がオープンしますが、足を運ぶ度に思うのはまだまだ知らない美味しさがあるということ。新たな美味しい出会い、今回ご紹介いたしましたお店の中から見つけていただけましたら幸いです。
※こちらの記事は2024年05月21日更新時点での情報になります。最新の情報は一休ガイドページをご確認ください。