【注目の新店】2024年上期にオープンした話題の寿司店 東京編

新しい飲食店が続々と登場し、目が離せない東京のグルメシーン。その中でも今回は、2024年上期にオープンし、話題を集めている東京の寿司店をご紹介します。食通なら見逃せない、個性豊かで魅力溢れるお店を厳選しました。

1.移ろう四季を表現した寿司と日本料理のコース

鮨 雅(MIYAVI)(東京都/三軒茶屋駅)

鮨 雅(MIYAVI)の店内

三軒茶屋駅から徒歩で約1分、2024年2月にオープンした「鮨 雅(MIYAVI)」。古民家をリノベーションした趣のある佇まいで、店内はカンター8席のみという落ち着きのある空間です。上質な設えは、会食やデート、特別な日など、さまざまなシチュエーションで利用できます。

いただけるのは、古くから伝わる日本の味に触発され、職人が熟練の技で創り上げる江戸前寿司。新鮮な魚介を使い創造的なエッセンスを加えて提供しています。季節の食材を使った寿司をお楽しみください。

コースでは寿司と一品料理が交互に登場。旬の食材をふんだんに使った料理の数々は、日本酒との相性もぴったりです。大将がおすすめするこだわりのお酒と共に、移ろう季節を感じてみてはいかがでしょうか。

鮨 雅(MIYAVI)

東急電鉄世田谷線 三軒茶屋駅 徒歩1分

15,000円〜19,999円

2.高級感漂うお店で本格的な寿司をお手頃にいただく

恵比寿 鮨 はつめ(東京都/恵比寿駅)

恵比寿駅から徒歩で約5分、2024年4月にオープンした「恵比寿 鮨 はつめ」。高級感漂う雰囲気で、カウンター6席とテーブル席が配された店内は、居心地の良い空間となっています。

同店では、ミシュラン二つ星のお店で修業した大将が自ら寿司を握ります。「帝国ホテル」で料理人のキャリアをスタートさせ、その後イタリアン、和食割烹、肉割烹とさまざまなジャンルを横断してきた大将の経験から生まれるクリエイティブな寿司。

2種類の砂糖シェリー酢、赤酢、穀物酢をブレンドしたシャリは、コクのある味わい。ネタが持つ脂とシャリの絶妙な温度管理によって、香りと味の奥深さを引き出します。寿司店の高級化が進む中、本格的なコースを1万円台でいただけるのも嬉しいポイントです。

恵比寿 鮨 和食

恵比寿 鮨 はつめ

各線 恵比寿駅 徒歩5分

10,000円〜11,999円

3.“茶室のある空間”で日本の伝統文化を感じる

奥赤坂 鮨 淡師(東京都/赤坂駅)

赤坂駅から徒歩で約7分、2024年2月にオープンした「奥赤坂 鮨 淡師」。中に入ると食事をするためのカウンターが8席。そして店内には茶室もあり、食後はお抹茶と和菓子によるおもてなしを受けることができます。

いただけるのは、江戸前寿司の考えを基盤に、ネタとシャリに徹底的なこだわりを込めた握り。ネタは主に長崎県・五島列島から厳選された魚介を直送し、鮮度の高さを保つため神経〆・血抜きの処理を素早く行います。

福岡県出身の店主・髙田達央氏は、海外旅行での体験から日本食の魅力に気づき寿司職人の道へ。名店での修業を経て独立しました。そして飲食関係のコンサルや経営者で得た経験を活かし、同店をオープン。日本の文化・茶道を体験できるなど、訪れた人をここでしか味わえない食体験へと誘います。

寿司

奥赤坂 鮨 淡師

千代田線 赤坂駅 7番出口から徒歩7分

15,000円〜19,999円

4.食・時・空間との“一期一会”を表現した江戸前寿司

神楽坂 鮨 弥栄 別邸(東京都/神楽坂駅)

神楽坂駅から徒歩で約1分、2024年2月にオープンした「神楽坂 鮨 弥栄 別邸」。閑静な住宅街の一角に佇む同店では、職人が一つひとつ丁寧に仕上げた江戸前寿司をいただけます。店内には12席のカウンター席が配され、温かみのある空間でゆったりと過ごせます。

腕を振るうのは福島県出身の水田潤氏。有名ホテルに併設する寿司店で研鑽を積んだ経験を礎に、工程の一つひとつにこだわりを持って臨みます。四季の食材に重きを置き、仕入れた魚介の状態に合わせて、ときに繊細に、ときに大胆に調理。日々移ろう食材・空間・時間との“一期一会”を表現した江戸前寿司を堪能ください。

種類豊富な日本各地のお酒も同店の魅力です。なかでも日本酒の「廣戸川」や「十四代」といった地酒がおすすめ。どれにするか迷ったら、その日の寿司やお好みに合わせて、多彩なバリエーションの中から選んでもらえます。

神楽坂 鮨 弥栄 別邸

東京メトロ各線 神楽坂駅 徒歩1分

15,000円〜19,999円

5.熟練の大将一押しの寿司と「つまみ」を味わう

鮓 幹(東京都/湯島駅)

湯島駅から徒歩で約1分、2024年1月にオープンした「鮓 幹」。店内はカウンター席のみで、白とグレーを基調にしたシックな雰囲気が漂う空間となっています。大きな窓ガラスが訪れた人を開放的な気分にさせ、終始、肩ひじ張らずにゆっくりと過ごせることでしょう。

店主の加藤幹章氏は、20年以上日本料理人として腕を振るい「鮨 ます田」などの名店で8年間研鑽を積んだ実力派です。寿司はもちろん、和食料理の経験を活かした「つまみ」は加藤氏ならではの一品料理です。

同店では豊洲市場で毎日仕入れる新鮮な旬の魚介を使用。お米は福島県産と新潟県産をブレンドし6種類の酢を混ぜた赤酢で仕上げます。数ある寿司のなかでも「まぐろの手巻き」は「やま幸」から仕入れたこだわりの鮪を使った一押しの逸品。カウンター席で、加藤氏の細やかな職人技と料理をお楽しみください。

寿司

鮓 幹

メトロ千代田線 湯島駅 4番出口から徒歩1分

15,000円〜19,999円

今回は、2024年上期に東京にオープンした話題の寿司店をご紹介しました。気になるお店はありましたか?次々と登場する新たな注目店やグルメシーンの話題は、ぜひ「KIWAMINO」でチェックしてみてくださいね。

※こちらの記事は2024年10月08日更新時点での情報になります。最新の情報は一休ガイドページをご確認ください。

Sonoka Watage

スイーツ専門メディアから「KIWAMINO」編集部へ。美味しいだけじゃない食文化の面白さや、作り手の思いを発信していきます。
好きなワインはピノノワール。お気に入りはカウンターで食べるデセールコース。
【MY CHOICE】
好きなお店:ADI /FARO
好きなジャンル:スイーツ/イタリアン

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