新しい飲食店が続々と登場し、目が離せない東京のグルメシーン。そのなかでも今回は、2024年にオープンし、話題を集めている東京のフレンチ・焼肉・寿司レストランをご紹介します。食通なら見逃せない、個性豊かで魅力あふれるレストランを記事別で特集します。
目 次
【フレンチ】
1.小林圭シェフ監修、次世代へ継承する正統派フレンチ
Héritage by Kei Kobayashi(エリタージュ バイ ケイ コバヤシ)/ザ・リッツ・カールトン東京(東京都/六本木駅)
六本木駅直結のラグジュアリーホテル「ザ・リッツ・カールトン東京」。その45階に「Héritage by Kei Kobayashi(エリタージュ バイ ケイ コバヤシ)」が2024年1月オープンしました。同店の魅力は、なんといってもホテルの上階から見渡す東京の景色、そして細部まで行き届いた空間演出とサービスです。
レストラン監修を務めるのは、フランス・パリでアジア人初のミシュラン三つ星を獲得した「Restaurant KEI」のオーナーシェフ、小林圭氏。同店では料理長・村島輝樹氏とタッグを組み、小林氏が演出する料理の世界観を表現しています。
店名の“Héritage”とは、仏語で遺産・継承という意味。そこには、フランス料理を1つの遺産と考え、同店に訪れた人がフレンチに興味を持って、次の世代へ繋げていくきっかけになってほしいという小林氏の願いが込められています。小林氏が追求する、正統派フランス料理を現代風にアップデートさせた世界レベルの料理体験を堪能ください。
2.囲炉裏を囲むカウンターで新感覚のフランス料理を堪能
麻布 KIZAN(東京都/麻布十番駅)
麻布十番駅から徒歩約7分、2024年5月にオープンした「麻布 KIZAN」。グレーを基調とした店内に間接照明がやさしく灯る、シックな雰囲気の小さな隠れ家レストランです。
シェフの森健一氏は、フランスとスイスの星付きレストランで研鑽を積んだ実力派。同店では“囲炉裏フレンチ”をコンセプトに、ゲストの目の前で食材を焼き、鮮やかな一皿に仕上げていきます。宮城県から直送の鮮魚や農家から直接取り寄せる野菜、群馬県の赤身が美味しいブランド牛「赤城和牛」を、炭火を使い囲炉裏で焼くことで素材の味わいが引き立つお料理に昇華。
オーナーが佐賀県出身であることから「基山(KIZAN)」と名付けられた店名。そこには、“ふるさとに帰るような気持ちでゆったりと過ごし、帰ってきたくなる場所でありたい”という想いが込められています。是非、囲炉裏を囲むカウンターで新感覚のフレンチをお楽しみください。
元記事を読む:https://www.kiwamino.com/articles/selections/26321
【焼肉】
3. 希少な神石牛を”感性の焼肉人”のプロデュースでいただく
焼肉神石 西麻布店(東京都/乃木坂駅)
広島県で自社生産した幻の和牛「神石牛」を東京で存分に味わえる「焼肉神石 西麻布店」が2024年4月にオープン。
標高約700メートルの寒冷な気候や清流、肥沃な大地など恵まれた環境の中で育てられる「神石牛」。2022年にバイデン米国大統領が訪日した際には、神石牛フィレによるもてなしが話題になりました。餌の配合や牛舎の環境にこだわり、徹底した健康管理のもと育てることで、その美味しさが生み出されます。
同店のプロデュースを手掛けるのは“感性の焼肉人”として29年の経験を持つ宮田真介氏で、その信条は「肉が主役の焼肉店」。バターボールのような甘い和牛香に包まれた「神石牛」の柔らかくさっぱりした脂身は甘く、とろけるサシの入った逸品。カウンター席に座れば、香りも味わいもベストなタイミングで焼き上げられた「神石牛」を堪能することができます。
4.東京で唯一味わえる、希少な榊山牛のバラエティに富んだメニュー
肉匠ふるさと(東京都/銀座駅)
銀座駅より徒歩約5分、広島の人気店が2024年4月に東京に登場。日本トップクラスの肉質を誇り、幻の「榊山牛」を唯一東京で味わえる「肉匠ふるさと」です。
提供する「榊山牛」は、広島血統牛の中でも、未経産雌のみを風味・旨味成分が肉全体に行きわたるよう、32カ月以上の長期肥育で育て上げた希少和牛。赤身の美味しさを追求した一級品です。同店では、都内の高級焼肉店で腕をふるってきた料理人の職人技が光るユッケ、特選タン、ハラミなどの人気部位を満喫できます。口に入れた瞬間に独特の和牛香がひろがり、霜降りは口の中でほろりと溶けていきます。
一頭買いのため、和牛づくしのコースや旬の一品料理をはじめメニューも豊富。組子細工が和モダンの雰囲気を漂わせる店内にはカップルシートや個室も用意。「榊山牛」をふんだんに使用した料理にじっくり舌鼓を打つ、口福な時間が流れます。
元記事を読む:https://www.kiwamino.com/articles/selections/25749
【寿司】
5.“茶室のある空間”で日本の伝統文化を感じる
奥赤坂 鮨 淡師(東京都/赤坂駅)
赤坂駅から徒歩で約7分、2024年2月にオープンした「奥赤坂 鮨 淡師」。中に入ると食事をするためのカウンターが8席。そして店内には茶室もあり、食後はお抹茶と和菓子によるおもてなしを受けることができます。
いただけるのは、江戸前寿司の考えを基盤に、ネタとシャリに徹底的なこだわりを込めた握り。ネタは主に長崎県・五島列島から厳選された魚介を直送し、鮮度の高さを保つため神経〆・血抜きの処理を素早く行います。
福岡県出身の店主・髙田達央氏は、海外旅行での体験から日本食の魅力に気づき寿司職人の道へ。名店での修業を経て独立しました。そして飲食関係のコンサルや経営者で得た経験を活かし、同店をオープン。日本の文化・茶道を体験できるなど、訪れた人をここでしか味わえない食体験へと誘います。
6.食・時・空間との“一期一会”を表現した江戸前寿司
神楽坂 鮨 弥栄 別邸(東京都/神楽坂駅)
神楽坂駅から徒歩で約1分、2024年2月にオープンした「神楽坂 鮨 弥栄 別邸」。閑静な住宅街の一角に佇む同店では、職人が一つひとつ丁寧に仕上げた江戸前寿司をいただけます。店内には12席のカウンター席が配され、温かみのある空間でゆったりと過ごせます。
腕を振るうのは福島県出身の水田潤氏。有名ホテルに併設する寿司店で研鑽を積んだ経験を礎に、工程の一つひとつにこだわりを持って臨みます。四季の食材に重きを置き、仕入れた魚介の状態に合わせて、ときに繊細に、ときに大胆に調理。日々移ろう食材・空間・時間との“一期一会”を表現した江戸前寿司を堪能ください。
種類豊富な日本各地のお酒も同店の魅力です。なかでも日本酒の「廣戸川」や「十四代」といった地酒がおすすめ。どれにするか迷ったら、その日の寿司やお好みに合わせて、多彩なバリエーションの中から選んでもらえます。
元記事を読む:https://www.kiwamino.com/articles/selections/26405
今回は、2024年にオープンし、話題を集めている東京のフレンチ・焼肉・寿司レストランを記事別でご紹介しました。気になるレストランに、ぜひ足を運んでみてください。
※こちらの記事は2024年12月15日作成時点での情報になります。最新の情報は一休ガイドページをご確認ください。