カウンター席で食事を楽しめる東京の焼肉・肉割烹のお店4選

調理場から聞こえる音、漂う香りに包まれて、料理が出来上がっていく様子や熟練の職人技を目の前で眺められるカウンター席は、食を五感で楽しませてくれる特等席と言えるでしょう。今回は、そんなライブ感が魅力のカウンターで、焼肉や肉割烹を味わえる東京のお店を厳選してご紹介します。

1.肉本来の旨みを持つ純但馬牛と至高の割烹料理を五感で堪能

肉割烹 上(東京都/六本木駅)

西麻布交差点に程近い、路地裏のビル地下1階に佇む「肉割烹 上」は、肉の極みを追求し続ける「うしごろ」グループが手掛ける肉割烹料理店。純但馬牛を使った肉の逸品を中心に、多彩な調理法でアレンジされた贅沢な割烹料理を満喫できる一軒です。

店内は、カウンター7席と個室が1室。寿司屋をイメージしたというカウンターは、オープンキッチンのまな板と同じ高さで揃えてあるのだそう。料理長の大久保丈太郎氏が切って焼いて盛り付けをする、一連の調理工程を眺めながら美味しい料理を堪能できます。特に、中央の席では、目の前の特注窯で焼き上がるステーキの様子や、食欲をそそる香りと音も楽しめることでしょう。五感で味わう至高の肉割烹と銘酒、上質な空間にぜひ酔いしれてみては。

割烹・小料理

肉割烹 上

都営地下鉄大江戸線 六本木駅 2番出口より徒歩8分

30,000円〜39,999円

2.手切りにこだわる焼肉職人の妙技に魅了される、人気のカウンター席

炭火焼肉なかはら(東京都/市ヶ谷駅)

市ヶ谷駅から徒歩2分程の場所にある、人気の飲食店を集めたグルメタワー「GEMS市ヶ谷」。その最上階に位置する「炭火焼肉なかはら」は、東京の焼肉店を牽引し、数多の食通たちを唸らせる炭火焼肉の名店です。スタイリッシュで開放感のある店内は、オープンキッチンのカウンターとテーブル席があり、どこからでも厨房を見渡せる造り。

常識にとらわれない自由な発想で、焼肉の概念を覆してきた店主・中原健太郎氏が追求するのは、肉を口に入れた時の“食感”。田村牛を中心に吟味して仕入れた上質な和牛を、角度までも計算し尽くされた手切りで、至高の一皿へと昇華します。「なかはら前」と言われる人気のカウンター席では、目の前で繰り広げられる中原氏の妙技に圧倒されること間違いなしです。

焼肉

炭火焼肉なかはら

JR線 市ヶ谷駅 徒歩2分

20,000円〜29,999円

3.ライブ感溢れる料理人の技を眺めながら楽しむ“焼肉割烹”

雪月花 銀座(東京都/銀座駅)

銀座駅から2分程歩いたビル9階に店を構える「雪月花 銀座」は、予約が取れないお店として有名な名古屋の肉割烹「雪月花(せつげっか)」の東京初進出店。肉をメインとした複数の飲食店を展開する田中覚氏が“焼肉割烹”という、焼肉の新たなスタイルを提案しています。店内はカウンター12席のみ。大人のムード漂う落ち着いた雰囲気の中、洗練された焼肉を堪能できます。

肉師・田中氏が自ら競り落とした神戸牛や特産松阪牛などの厳選和牛を、料理人がカウンター内の炭台で丁寧に焼き上げます。仕入れごとに変わるコースは、名物料理を含む全18品の「おまかせコース」のみ。ライブ感溢れる料理人の技を目の前で眺めながら、スープからデザートまで様々な味わいを楽しめる、大切な方との特別なディナーに相応しいコースと言えます。

焼肉

雪月花 銀座

東京メトロ銀座線・丸ノ内線・日比谷線 銀座駅 C2出口より 徒歩2分

20,000円〜29,999円

4.「うしごろ」流の上質な焼肉を厳選和酒と共にじっくりと満喫

うしごろ 貫 恵比寿本店(東京都/恵比寿駅)

A5ランクの国産黒毛和牛にこだわる人気焼肉店「うしごろ」グループの「うしごろ 貫 恵比寿本店」。こちらでは「うしごろ」ブランドの正肉の中でも赤身肉を多く取り扱い、宮崎県産の若い雌牛のみを使用しています。黒毛和牛と相性抜群の厳選和酒も豊富に取り揃えられているので、お好みのお酒と和牛のマリアージュをじっくりと堪能するのも良いですね。

店内は、洗練された和モダンな雰囲気で、デートから会食やパーティーまで幅広く利用可能。入り口近くには、掘りごたつのカウンター席がずらりと並び、席の間には仕切りがあるのでプライベート感も確保できます。コースはお手頃なものから、希少部位のシャトーブリアンや人気のサーロインのすき焼きなどをいただける食べ応え満点なものまで様々。上質な焼肉を存分に味わいたい時におすすめの一軒です。

焼肉

うしごろ 貫 恵比寿本店

JR線 恵比寿駅 西口より 徒歩1分

8,000円〜9,999円

今回は、焼肉や肉割烹をカウンターで楽しめる東京のお店をご紹介しました。
上質で美味しい肉を、様々な部位や食べ方で味わうことのできるお店揃いです。カウンター席ならではの臨場感を満喫しながら、美食のひとときを過ごしてみては。

※こちらの記事は2023年10月18日更新時点での情報になります。最新の情報は一休ガイドページをご確認ください。

Misa Kanbayashi

デザイナー職を経て、文字に関わる仕事が好きで「KIWAMINO」編集部へ。校正をメインに、さまざまな記事に触れています。じっくり味わうひとりごはんも、誰かと楽しむ食事も、とにかく美味しい食べ物を口にするひとときが自分にとっての日々の幸せ。記事を通して、魅力ある情報を皆様にお届けしていきます。

【MY CHOICE】
・気になるお店:ジャルダン ポール・ボキューズ/オーベルジュ・ド・リル ナゴヤ/季音/RISTORANTE IL NODO
・好きなジャンル:フレンチ/イタリアン
・好きな食材:魚介類/羊肉/チーズ/卵

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