秋~冬の狩猟期間に楽しめる旬食材として人気のジビエ。今回は、こだわりのジビエ料理が食べられるレストランをランキング形式でご紹介。今だけしか味わうことができない旬の食材を楽しんでみてはいかがでしょうか。
目 次
グルメ好きにはたまらない!人気食材・ジビエの魅力
「ジビエ」とは、フランス語で狩猟で捕獲した野生鳥獣の肉や料理を指し、ヨーロッパで古くから貴族の伝統料理として発展した食文化です。鹿、猪、熊、ウサギ、真鴨、キジなどが代表的な食材。牛肉と比べると基本的には脂質が少なく、ビタミンやミネラルが多様に含まれていることから日本でも人気が高まってきています。
1.表参道でジビエを中心としたフレンチを
LATURE(東京都/表参道駅)
表参道駅から徒歩数分、青山通りを1本中に入った場所に位置するフレンチレストラン「LATURE」。店内に足を踏み入れると、都会の喧噪を感じさせない、自然を感じる落ち着いた雰囲気の空間が広がります。
狩猟免許を持つオーナーシェフ・室田拓人氏が織りなすコースは、野趣あふれる素材やジビエを中心とした料理の数々。コースの1皿目を飾る「血のマカロン」は、鹿の血を使った生地に、ブーダンノワールを挟んだスペシャリテ。命あるものを大切にし、愛情を込めて作るシェフの料理を味わってみては。
2. 狩猟の館をイメージした店内で生命の躍動を感じるジビエに舌鼓
ラ シャッス(東京都/六本木一丁目駅)
フランス語で「狩猟」を意味する「ラ シャッス」は、狩猟のシーズンになるとシェフの依田誠志氏が自ら猟野に出かけ、仕留めてきたジビエが楽しめるレストラン。狩猟の館をイメージした店内は、ろうそくや暖炉の暖かい炎がゆらめき、六本木ということを忘れてしまうほど。
毎年10月1日より北海道から狩猟が解禁となるころ、ジビエの季節が始まります。シェフが仕留めるところから、処理、熟成まですべてにこだわり調理。2度と同じ味、同じお皿には出会えない、まさに一期一会の自然の恵みをいただけます。本格的なジビエを食したい方にお勧めのお店です。
3.濃厚なジビエをバリエーション豊かなワインと共に味わう
レストランユニック(東京都/目黒駅)
目黒通り沿いに店を構える「レストランユニック」は、豪快な肉料理からジビエまでカジュアルな雰囲気で骨太な料理を楽しめるレストラン。星付き店や東京の名店で腕を振るってきたオーナーシェフ・中井雅明氏は、「フランス料理らしい濃厚な味の食材を追求していったら、自ずとジビエが多くなった」と語ります。
ジビエの季節になると、野ウサギやツキノワグマ、ウズラや雷鳥などの食材を、しっかりと作りこまれた濃厚なソースでいただけます。ワインはビオワインから定番までラインナップしているので、ジビエとのマリアージュを楽しみたいですね。
4.古民家を彷彿とする店内で和のジビエを堪能
肉割烹 ASATSUYU(大阪府/四ツ橋駅)
大阪・四ツ橋駅から徒歩3分の場所にある完全予約制の「肉割烹 ASATSUYU」。店内には、古民家を思わせるような風情ある“囲炉裏”がL字カウンターの中のオープンキッチンに置かれており、古風ながらモダンな空間を演出します。
おまかせコースでは、牛豚鶏を中心に、猪・鹿・熊など、様々な肉料理を味わえます。メイン料理は目の前の囲炉裏を使用。ライブ感あふれる雰囲気の中、炭火の遠赤外線を使った和のジビエ料理を堪能しましょう。
5.野趣あふれるジビエの旨みを、代々木上原でいただく
Saint FAUCON(東京都/代々木上原駅)
代々木上原駅北口からすぐの駅前通りに佇む「Saint FAUCON」は、肉料理やジビエ、多彩なシャルキュトリーやアバ(内臓)料理に特化した、フレンチビストロ。厨房との距離が驚くほど近いカウンターでは、目の前でオーナーシェフ・千葉貴大氏の技と臨場感を愉しめます。
フランス・ボーヌやサンセールのレストランを始め、銀座「サラマンジェ」での経験を積んだシェフが得意とするのは、きちんと処理したジビエの旨みを引き出す料理。臭みを極力抑え、食材の個性を活かした野趣あふれる一皿から、旨みが押し寄せてくるような魅惑の食体験が叶います。
今回は、東京にある、ジビエを使った名物料理が食べられるレストランをご紹介しました。食通たちも唸らせる高級食材・ジビエ。今だけしか味わうことができない旬の味覚を楽しんでみてはいかがでしょうか。
※こちらの記事は2024年12月02日更新時点での情報になります。最新の情報は一休ガイドページをご確認ください。