冬に旬を迎える味覚のひとつ、カニ。ぎっしりと詰まった肉厚な身と芳醇な香りや甘みは、冬にしか味わうことのできない贅沢な味わいです。今回はそんなカニ料理を堪能できる東京の日本料理店を厳選して5軒ご紹介します。
目 次
1.お店が誇る神戸牛と冬の味覚・カニを味わう贅沢なコース
瀬里奈 本店(東京都/六本木駅)

“ひとの笑顔を想う”をモットーに国内外の多くの著名人に愛され続ける「瀬里奈 本店」は、1961年創業の老舗日本料理店です。3階建ての店内は、テーブル席や個室、さらにラウンジやバーエリアなどもあり、多種多様。大切な人とのひとときや記念日など、用途に合わせて選びましょう。
冬のみに登場する「冬の味覚コース」は、名前の通り期間限定のコースメニュー。毛ガニ(半尾)やカニ甲ら揚、さらにお店が誇る神戸牛とカニの合盛しゃぶしゃぶなど、冬の味覚を存分に堪能できます。
まだまだ物足りない……なんて方には一品料理で毛ガニの姿一尾の注文も可能。この時期ならではの贅沢をお腹一杯味わってみてはいかがでしょうか。
2.こだわりの松葉ガニをゲストの要望に合わせて提供
吉星(東京都/人形町駅)
人形町、甘酒横丁から一本入った裏路地に佇む老舗の割烹料理店「吉星」。春は桜鯛や京筍、夏は鱧や天然鮎、秋は国産松茸や紅葉鯛、冬はふぐやカニといった、その時期にしか味わうことのできない天然素材のみを使用した、月替わりのメニューを提供しています。
冬にしかいただくことのできない「松葉ガニ」もそのひとつ。毎朝市場で1キログラム以上のものを仕入れ、当日に提供するこだわり様です。新鮮だからこその甘味と、味噌の濃厚さを味わってみて。
そんな高級品を、お刺身、焼きガニ、カニすき、カニしゃぶしゃぶ、カニ炊き込みご飯など、ゲストの好みに合わせて調理してくれるのも嬉しい点。予約の際にぜひ相談してみてみましょう。
3.鳥取産ブランドカニとドリンクのマリアージュを楽しむ
銀座 結絆(東京都/新橋駅)
「紀尾井町 福田家」をはじめとする数々の名店で研鑽を積んだ料理長・小林和紀氏が、目の前で調理する一品がいただける「銀座 結絆」。コの字型のライブキッチンは臨場感抜群。料理を待つ時間も五感を刺激されることでしょう。
カニをいただける冬のメニューは、松葉ガニの半身、または1杯を贅沢に味わえる2つのコース。鳥取産の「特選とっとり松葉ガニ五輝星(いつきぼし)」などのブランドガニも、相談次第で提供が可能です。
ドリンクのラインナップが豊富なのも嬉しい点。日本酒は全国の季節ものや限定酒などを約30種、ワインはフランスを中心に日本や世界各国の銘柄を取り扱います。美食とのマリアージュに酔いしれましょう。
4.松葉ガニや香箱カニを味わい尽くす劇場型日本料理店
六本木 kappou ukai(東京都/六本木駅)
六本木ヒルズ2階にお店を構える「六本木 kappou ukai」は、カウンター越しに料理人の調理風景を眺めながら美食をいただける、まるで劇場のような日本料理店。日本だけではなく世界中から仕入れた厳選食材を使った独創的な割烹料理をいただくことができます。
11月に解禁される松葉カニやズワイガニのメス・香箱ガニをふんだんに使用した「松葉蟹特別コース」は、この時期ならではの贅沢。香箱カニの土瓶蒸しやカニ刺し、カニしゃぶしゃぶなど、素材の旨味を活かした上品な味を楽しめます。
その他にも松葉ガニの釜炊きご飯を追加できるコースや、カニを使った単品メニューなど種類も豊富。繊細な技術で紡ぐ美味しい一皿を味わいましょう。
5.先付けから〆までカニ尽くしのコース料理を堪能
日本料理 丸しま(東京都/湯島駅)
“五感で楽しむ料理”をコンセプトに、四季折々の旬食材を存分に活かした日本料理を味わえる「日本料理 丸しま」。食材が持つ食感や香り、素材同士が織りなす一皿は、器にもこだわり、見た目にも美しい一品ばかりが並びます。
季節限定でいただける「松葉蟹コース」では、先付けに香箱カニ、松葉ガニの刺身や羽二重蒸し、甲羅焼き、天ぷら、カニ鍋など、コースを通じてカニ尽くし。口一杯に上質な美味しさが広がります。
店主がワインソムリエの資格を持っているのもこのお店の特徴のひとつ。フランスや日本を中心に、高品質なワインを揃えます。その他日本酒や焼酎など、料理に合わせたドリンクとの相性を楽しんでみては。
冬の味覚の王様・カニを味わうことができる東京の日本料理店を5軒ご紹介しました。1年の中でも冬にしか味わうことができない至福の味わいに、舌鼓を打ってみてはいかがでしょうか。
※こちらの記事は2023年12月27日更新時点での情報になります。最新の情報は一休ガイドページをご確認ください。