一番身近な存在である家族に感謝を伝えるとき、みなさんはどこへ行きますか?東京にある名店から、完全個室のプライベート空間で、家族と食事を楽しむのにぴったりなお店をチョイス。両親の誕生日や還暦祝いなど、特別な日を過ごす中で、いつもは言えない“ありがとう”の気持ちを伝えてみてはいかがでしょうか。
目 次
1.文豪が愛した軽やかな衣の天ぷらを味わえる名店
てんぷら 山の上 Ginza(東京都/銀座駅)
銀座駅から徒歩で約2分の「GINZA SIX」13階に店を構える「てんぷら 山の上 Ginza」。1954年に開業して以来“文化人のホテル”として知られた「山の上ホテル」の天ぷらの味とおもてなしを継承しています。
店内は木肌の美しい檜のカウンターやぬくもりある照明から、和の安らぎを感じる設え。テーブル席の個室は和モダンのテイストでまとめられ、会話に花を咲かせるのにぴったりのプライベート空間となっています。また、カウンター個室は専用の入り口が設けられ、さらに特別な時間を演出してくれるでしょう。
そんな同店でいただけるのは、全国各地から仕入れた旬の食材を活かした江戸前天ぷら。「太白胡麻油」と「純正胡麻油」をブレンドした油を使用し、タネを絹布のごとく軽やかな衣で包み込みます。文豪も愛したという天ぷらを味わえる名店で、両親と素敵な時間を過ごしてみては。
2.厳選食材を使用した身体に優しい天ぷらのコース
天麩羅 四季彩 村松(東京都/湯島駅)
湯島駅から徒歩で約3分のところにある「天麩羅 四季彩 村松」は身体に優しい天ぷらを堪能できるお店です。店内は和風の設えが穏やかな印象を与える空間。白木の檜を使用したカウンター席と、記念日や特別な日にぴったりな個室のテーブル席を用意しています。
店主・村松高光氏は京都・大阪の老舗「つる家」で修業。国賓や公賓の料理に携わった経験と一流ホテルの天ぷらカウンターで磨いた技を元に、日々、美味しさを追求し続けています。使用するのは自ら市場に出向き仕入れた厳選食材のみ。四季折々の新鮮な食材を「玉締め絞りの胡麻油」でカラッと揚げた天ぷらは、口当たりが軽くあっさりとした逸品です。
天ぷらにはお好みで、柔らかい舌ざわりのお塩3種と、本枯節を出汁に使った香り豊かな天つゆを用意。個室でゆっくりと食事を楽しんではいかがでしょうか。
3.浅草の中心にある憩いの場でいただく名物「雷神揚げ」
天麩羅 中清(東京都/浅草駅)
浅草駅から徒歩で約5分のところにある創業明治3年(1870年)の老舗「天麩羅 中清」。古くから娯楽地として賑わう浅草にありながら、池のある静かな中庭や数寄屋造りの離れ座敷など、落ち着きのある空間でゆっくりと過ごせます。
いただけるのは、創業から長く愛され続ける江戸前天ぷら。天ダネには豊洲で仕入れた新鮮な魚介のみを使い、車海老やキス、メゴチといった定番から、旬ものまで堪能できます。
なかでもおすすめは芝海老と青柳の貝柱がふんだんに入った「雷神揚げ」。職人の手仕事光る味わいは、一度食べたら虜になること請け合いです。天ぷらと共にいただくお酒もまた乙。離れには大小の個室があり、ガラスのドアや障子などどこか懐かしさあるお部屋は心をも和ませ、両親との会話も弾むことでしょう。
4.美食家から愛され続けるさっぱりとした天ぷら
天政(東京都/東京駅)
東京駅・丸の内南口から徒歩で約3分。丸の内ビル内にある「天政」は、昭和12年(1937年)に創業し、現在3代目が受け継ぐ名店です。元々神田猿楽町にあったお店を2002年、丸の内に移転。今も変わらず各地の美食家から愛され続けています。
天ぷらのタネは、全国各地から仕入れた選りすぐりの旬の素材を使用。新鮮な食材を独自に配合した油で職人が一つひとつ丁寧に揚げていきます。油を交換するタイミングまで気を遣い、さっぱりと仕上げた天ぷらは初代店主・橋井政二氏の頃から受け継がれてきた味わいです。
席は掘り炬燵式のお座敷カウンターもおすすめですが、2名から利用可能な完全個室もまた、壁一面がガラス窓となっている素敵な空間。お店は35階にあるので、夜には、こちらの個室からも都心の夜景を眺めることができます。両親の誕生日や結婚記念日に誘えばきっと喜んでくれることでしょう。
今回は、多くの名店が連なる東京の中でも、家族水入らずで過ごせる完全個室のプライベートな空間が魅力のお店4軒を紹介しました。日頃は伝えきれない感謝の気持ちを表す場として、選んでみてはいかがでしょうか。
※こちらの記事は2024年10月02日作成時点での情報になります。最新の情報は一休ガイドページをご確認ください。