大切な人との時間をゆっくりと楽しむことができる、個室があるレストラン。
名店の個室はプライベートスペースが確保された素敵な空間ばかりです。今回は、「KIWAMINO」でこれまで取材してきた、東京都内にある和食名店の個室をご紹介いたします。
1.いち太(東京都/外苑前)
2014年にオープンし、わずか1年のうちに有名ガイドブックで1つ星を獲得した、東京・南青山にある日本料理店「いち太」。
カウンター席のほか2つの個室を有し、旬の食材や多くのファンを持つ「十割手打ちそば」を様々なシーンで楽しむことができます。
カウンター席の後ろに設けられているのは、最大4名までの「小さい方の個室」と最大6名までの「大きい方の個室」。2つの個室は、仕切りによって分かれています。
旬の食材を用いた料理と人気を集める〆の「十割手打ちそば」を堪能しに、南青山の名店を訪れてみてはいかがでしょうか。
2.麻布 かどわき(東京都/麻布十番)
東京・麻布の裏通りに佇む、2つ星の日本料理店「麻布 かどわき」。スペシャリテの「トリュフご飯」が、多くの食通から高く支持される日本を代表する名店のひとつです。カウンター席だけでなく、3つの完全個室があります。
個室の扉は、茶室のにじり口を連想させるスライド式。温かみのある照明が灯り、落ち着いた印象を受けます。
国内外問わず、様々な地域から取り入れた旬の食材を使って“記憶に残る料理”をコンセプトに仕上げた名店の料理。料理長・門脇俊哉氏の腕によって生み出される、ここだけでしか味わえない一品をご堪能あれ。
3.六雁(東京都/銀座)
多方面で活躍めざましい気鋭の料理人が腕を振るう、銀座並木通りの日本料理店「六雁」。ゲストが全てを見渡せるほどのオープンキッチンを備え、劇場さながらの臨場感ある食事が楽しめる出色の一軒です。
2つある個室はどちらもプライベート感満載。なかでも8階にある「特別室」は、専属のシェフとスタッフによるサービスが自慢の豪華仕様です。
総料理長の卓越したセンスと、采配が見事なハーモニーを奏でる空間で、目にも美しい“スーパー割烹”をいただきましょう。
4.常(東京都/広尾)
2018年にオープンした肉割烹のお店「常(とわ)」は、看板のない名店。多くのエグゼクティブから大人の隠れ家として人気を集めています。上質な雰囲気が漂う店内には6名掛けのカウンターと、最大8名まで利用可能な広めの個室が備わります。
個室は、陰影を意識した落ち着きのある照明が灯る中で、珪藻土を用いた塗り壁が独特の表情を醸し出します。天井まで壁が続いた完全個室なので、プライベート感も抜群。
モダンな空間の中で、本格的な日本料理に和牛を取り入れた肉割烹をコースでいただける時間は、まさに口福のひとときです。
5.銀座吉兆(東京都/銀座一丁目)
大阪で昭和5年に創業した、日本を代表する高級料亭「吉兆」。銀座2丁目交差点に建つ複合商業施設「大倉本館(Okura House)」4階の「銀座吉兆」は、創業者・湯木貞一氏の思いを受け継ぐ一軒のひとつです。
和室や洋個室などの完全個室を4室完備し、シーンに合わせて選べるのも嬉しい点。
なかでも、エレベーターホールに最も近い、掘りごたつ式個室の「和室」は、ほかの個室やホールを通らずに入室できるお部屋です。
国内の名店で修業を重ねた料理長による、食材本来の味わいを楽しむ懐石コースを堪能しましょう。
プライベート空間で贅沢なひとときを過ごせる個室があるお店。
ご家族やパートナーとの記念日など、ゆったりと食事を楽しみたい時に訪れてみてはいかがでしょうか。