日本最大級の日本酒イベント「CRAFT SAKE WEEK」が約4年ぶりに開催!気になる見どころは?

2023年4月21日(金)から30日(日)までの10日間、東京の六本木ヒルズアリーナにて、日本最大級の日本酒イベント「CRAFT SAKE WEEK 2023 at ROPPONGI HILLS」が開催されます!全国の酒蔵から厳選された“最高峰の日本酒”が集結し、国内外で高い評価を受けるレストランによるオリジナルメニューを提供。さらに世界から注目されている日本文化の“日本茶”も取り上げます。気になる見どころをご紹介しましょう。

全国の酒蔵から厳選された“最高峰の日本酒”が集結!

「CRAFT SAKE WEEK 2023 at ROPPONGI HILLS(https://craftsakeweek.com/)」は、中田英寿氏が代表を務める株式会社JAPAN CRAFT SAKE COMPANYによって開催される日本最大級の日本酒イベント。日本全国1,400以上の酒蔵の中から、中田英寿氏をはじめ、日本酒の専門家や一流シェフなどの100人を超える試飲により厳選された酒蔵100蔵が出店します。
開催期間中は、日本酒に親しみのある方はもちろん、まだ馴染みのない方にも楽しんでいただけるよう、各日にテーマを設定。テーマに合わせて出店する酒蔵を1日10蔵に限定することで、それぞれの酒蔵やお酒の特徴を覚えやすくし、自分好みの銘柄・酒蔵を見つけることができます。

詳細はこちら:(https://craftsakeweek.com/csw-2023/sake-lineup/day01/

食通なら見逃せない!国内外で高い評価を受けるレストランの限定オリジナルメニュー

予約が困難な人気店や隠れた名店など、様々な料理ジャンルの15店が集結し“「CRAFT SAKE WEEK」限定のオリジナルメニュー”が提供されます。オリジナルメニューは日本酒との相性はもちろん、お酒を飲まない方でも楽しめることでしょう。
今回「KIWAMINO」だけに、出店するレストランの皆様から「CRAFT SAKE WEEK」ご参加への想いをお聞かせいただきました!

「An Di」大越基裕氏(※初出店、2023年4月21日~24日にメニュー提供)

私たちは“モダンベトナム料理”というコンセプトで、日本の食材のみを使い「日本でしか作れないベトナム料理」を展開しています。ドリンクも、ワインのみならず日本酒や焼酎など、国酒もお出ししています。国酒は和食以外の料理とも合う飲み物なので、様々な料理と共に楽しんでほしいというコンセプトがベースにあります。コース料理の中には日本酒で楽しんだ方が美味しいものもありますし、ペアリングでもワインの世界観と日本酒の世界観が共存できるということをお伝えするのが、私たちのレストランの在り方だと思っています。

中田さんの日本酒に対する強い思いやパッションを、私も良く分かっているので、日本中から素晴らしい酒蔵の方々が集まる「CRAFT SAKE WEEK」にお声がけいただき、とても光栄に思います。

日本酒は造りの個性で味が変わるため難しいイメージがありますが、飲み比べればその違いも分かってきますし、今回はイタリアンやフレンチ、ベトナム料理など、和食だけでなく様々なレストランが参加されるので、色々な料理に合わせても美味しいという発見を、沢山のお客様にしていただける機会になることを期待しています。

【メニュー】
・エビ⽣春巻き
・酒粕とクレソンのフォー
・キャロットサラダ レモングラス⾵味
・An Com特製のソーセージ(ベトナム風のスパイシーな自家製ソーセージ)
・桜海老と長芋の揚げ春巻き(酒粕のディップと共に)

野菜やハーブを多く使う生春巻きやキャロットサラダで、野菜と日本酒とのペアリングを楽しんでみてはいかがでしょうか。軽めのお酒やスパークリングなどが合うと思います。旨み系のリッチな味わい、重めのタイプの日本酒には、揚げ春巻きやソーセージ。
また、酒粕を使ったメニューで食べても美味しい日本酒を楽しんでもらえたらと思います。

「焼⿃ おみ乃」小美野正良氏(※初出店、2023年4月25日~29日にメニュー提供)

中田さんがお客様として来られたのがご縁で、中田さんの会社で行っている日本酒の試飲会に参加させていただく機会がありました。焼鳥屋なので、もともと日本酒は取り揃えている方でしたが、試飲してみて「ペアリング」という観点で「こんなに知らないことがあったのか」と知るきっかけづくりになりました。
これだけの大きなイベントなので「CRAFT SAKE WEEK」の存在は知っていましたが、自分に声が掛かるとはと思い、とても光栄です。お話をいただき、料理を出店するからには、きちんとしたものを出さないといけないと思っています。

メニューは最初、日本酒とのペアリングで合うものとして考えていたんですが、色々な方が来るイベントなので、気軽に手に取ってもらえるもの、親しみやすいものが良いかなと思ってメニュー選びをしました。

【メニュー】
・日替わり炭⽕串焼き
・手羽先揚げ
・そぼろ丼(タレ味)
・そぼろ丼(トムヤムクン味)
・照焼バーガー
・鶏シュウマイ

そぼろ丼は2種類用意していて、通常お店で出している味付けのものと、エスニックなタイプを準備しています。ハンバーガーは鶏のパティを作り、アメリカのハンバーガーにも負けないようなものができたので、ぜひ食べに来ていただければと思います。
味付けは、独特のものよりはシンプルな味付けでまとめました。日本酒も辛口のものから芳醇なものまで幅広いですし、どちらかに寄せるとあれこれ楽しめないのかなと思ったので。日本酒に寄り添うような料理を提供したいと思います。

「ペレグリーノ」高橋隼人氏(最終日の2023年4月30日にメニュー提供)

2019年に「CRAFT SAKE WEEK」で、コース料理のレストラン形式として参加しました。今回もオファーをいただき、色々な客層の方に満足していただければという思いです。このようなイベントに参加したことはないので、僕の方も粗相がないようにしようと思います。
日本酒はそこまで多く飲むことはありませんが、中田さんから酒蔵の方を引き合わせてもらって「こういうすごい方がいるんだな」と思ったり、好きなお鮨屋さんや和食屋さんで日本酒を楽しんだりしています。

当日は、プロシュート・ディ・パルマを切ります。他の出店者に比べて、バリエーションが少ないし値段も高く感じるかもしれませんが、なるべくお店で出している状態の生ハムのように、一つ一つ丁寧にお出ししようと思っています。

【メニュー】
・グランデ
・ピッコロ
・パスタスフィーリア

販売数は特に決めていないので、お客様のオーダー数によって途中でなくなったら持ってきたら良いかなと考えていますが、最初から最後まで切れたらいいなと思います。
プロシュートに合う日本酒はまだ自分も勉強中なのですが、あえて言うなら酸味が強いものではないタイプの日本酒があったら嬉しいなと思います。

お忙しい中ご協力いただいた皆様、ありがとうございます!
他にも日本を代表する様々な料理ジャンルの人気レストランが集結します!
詳細はこちら:(https://craftsakeweek.com/csw-2023/food-lineup/

“SAKE”だけでない!世界から注目されている日本文化である“日本茶”の魅力を再発見

今回初の試みとして、日本酒と共に世界から注目されている日本文化の“日本茶”にフォーカス。日本を代表するお茶生産者より、こだわりのお茶が集結しているので、様々な種類や生産地の日本茶を楽しめることでしょう。
また、酒蔵だけでなく、日本全国のお茶生産者を訪問している中田英寿がプロデュースする日本茶ブランド「HANAAHU TEA(ハナアウティー)」を、初お披露目!食事に合う“食中茶”をコンセプトにした「HANAAHU TEA」、お酒を飲まない人にはもちろん、飲む人にもお酒をより美味しく楽しめる一杯になるはずです!

日本を代表する建築家が会場空間を演出!“枡”を約3,000個使用した豊饒な空間

会場デザインは、フランス・パリを拠点とする「ATTA – Atelier Tsuyoshi Tane Architects」の建築家・田根剛氏によるもの。日本の風土が生み出す文化とものづくりを表現するため、古来から器として使われてきた“Mass=枡”をコンセプトに、一升の量が入る“枡”を約3,000個使用!圧倒されるような量の枡が会場を包み込み、柔らかい木の表情と光が豊饒な空間を演出します。

日本酒や食だけでなく、こだわりの酒器や食事を提供する器などを通して日本の文化や技術の素晴らしさが感じられる「CRAFT SAKE WEEK 2023 at ROPPONGI HILLS」。この機会にぜひ皆さんも足を運んで、日本酒・食・日本茶という日本文化の豊かさを感じてみてはいかがでしょうか。

「CRAFT SAKE WEEK 2023 at ROPPONGI HILLS」開催概要

日時 : 2023年4月21日(金)~30日(日)/ 各日12:00~21:00 (L.O. 20:30)
場所 : 六本木ヒルズアリーナ(東京都港区六本木6丁目9-1)
参加蔵数 : 各日10蔵 計100蔵(予定)
レストラン数 : 15店
料金 : スターターセット ¥3,600(オリジナル酒器グラス+飲食用コイン11枚)
※2回目以降のご来場の際は、スターターセットのグラスを持参いただくと、追加コイン購入のみでお楽しみいただけます
事前販売 : 3月21日(火)より「CRAFT SAKE WEEK」公式HPにて販売開始
主催 : 株式会社JAPAN CRAFT SAKE COMPANY
特別協力 : 六本木ヒルズ
ウェブサイト  : http://craftsakeweek.com/
公式アプリ : Sakenomy https://www.sakenomy.jp/

※こちらの記事は2023年08月21日更新時点での情報になります。最新の情報は一休ガイドページをご確認ください。

Airi Ishikawa

一休のメディア事業部長。日本全国を旅しながら、その道のプロにインタビューや取材をしています。休みには足をのばして国内ワイナリーを巡るのが好き。地産地消や、生産者に近い距離で食材や料理に向き合う「極みのシェフ」がいる店をご紹介します。
【MY CHOICE】
・最近行ったお店:銀座 しのはら / 南青山 まさみつ / サエキ飯店 / コートドール
・好きなお店:鮨 梢 / フランス料理 エステール / コンチェルト / エンボカ 京都
・注目しているお店:SeRieUX / プルサーレ / bistronomie Avin
・得意ジャンル:フレンチ / バー
・好きな食材:山菜 / 鴨

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