国内屈指のリゾート地、北海道・ニセコに佇む「Park Hyatt Niseko Hanazono」。年間を通して、ニセコの大自然を満喫しながらワンランク上の滞在が叶うラグジュアリーマウンテンリゾートです。今回は、KIWAMINO編集部が取材を実施。美食体験が叶うダイニングの数々をご紹介します。
目 次
北海道の新鮮な食材を炉端焼きスタイルで堪能

「Park Hyatt Niseko Hanazono」は豊富なダイニングを有し、ホテルのなかで美食体験ができるのも魅力のひとつ。札幌のミシュラン三つ星レストラン「モリエール」が手掛ける「モリエール モンターニュ」や、金沢の本店がミシュラン一つ星を獲得している「鮨 みつ川」などをはじめ、炉端焼き・中華・イタリアン・鉄板焼きなど多彩なジャンルが揃います。いずれも、北海道の海と大地が育む新鮮な食材を活かした料理の数々でゲストを魅了します。
今回は、北海道で獲れる旬の食材を、炉端焼きスタイルで提供している「炉端」でディナーをいただきました。
店内にはテーブル席とカウンター席を完備。中央にはオープンキッチンがあり、炉端焼きをはじめ調理の様子を楽しめるなどライブ感たっぷりです。
メニューには、北海道ならではの食材名が並び、どんな料理が登場するのか期待に胸が膨らみます。まずは、シャンパン「RUINART(ルイナール)」で乾杯。
最初にいただいたのは「雲丹の燻製茶碗蒸し」。5月に漁が解禁されたばかりの、北海道産の雲丹をたっぷり使った一品です。濃厚な味わいの餡との相性も抜群。なかには、ほくほくの百合根も入っていて、食感も楽しめました。
二品目には、生け簀からあげたばかりの「牡丹海老のお造里」をいただきました。席に運ばれたときには、まだ少し動いているくらい新鮮な状態!海老の旨味とぷりぷりの食感がたまらない逸品でした。
一緒に楽しむ飲み物は「ニセコ蝦夷富士 純米大吟醸」をチョイスしました。すっきりとした華やかなテイストで、お酒が進みます。
続いての料理は、噴火湾産活ホタテを贅沢に使用した一品。肉厚なホタテを海藻バターでいただきます。濃厚な味わいは、辛口の日本酒とも相性抜群でした。
メインは「豊浦産豚ロースと五四〇俱知安じゃがの炭火焼き」。豚ロースは柔らかくジューシー。噛むほどに旨味が溢れ出します。添えられていたのは、540日もの長期熟成をした地元の名産・五四〇俱知安じゃが。ほくほくとした食感に、甘みたっぷりの味わいに驚きました。
〆には、北海道産のイクラがたっぷり乗った焼きおにぎりが。北海道・蘭越で作られたお米を使用されているそうです。
あんこと抹茶クリーム、白玉にいちごが添えられた「ピエール・エルメ・パリ スペシャルデザート」までしっかり堪能!北海道の大地の恵みを存分に感じる料理の数々は、どれも絶品でした。※季節や仕入れにより料理内容は変更となるため、詳しくはホテルへお問合せください。
心静かに上質な時間を楽しめる「The Bar & Cigar Lounge」
夕食後は「The Bar」へと向かいました。店内は重厚感があり一層ラグジュアリーな雰囲気。カウンターとゆったりとしたソファ席が配された大人の空間が広がっていました。壁一面には、ウイスキーがずらり。
この日はシグネチャーカクテルをいただきました。左から「“NISEKO”by The SG Club&Don Julio 1942」「Furano」「Sayuri」。「“NISEKO”by The SG Club&Don Julio 1942」は、世界的に注目されるバーテンダーである「SG Group」の後閑信吾氏プロデュースによるもの。バーボン樽で2年~2年半熟成させたラグジュアリーテキーラ「ドン・フリオ 1942」を使用した1杯です。「Furano」「Sayuri」は、柑橘を使用したフレッシュなカクテルです。
バーの横にはシガーラウンジがあり、上質な葉巻の香りを楽しむ大人の時間を過ごせます。いずれも滞在の際には、ぜひ立ち寄っていただきたい空間です。
朝食は開放感たっぷりの「ザ・ラウンジ」で
翌朝、美しい羊蹄山とニセコ連峰のパノラマビューが広がる「ザ・ラウンジ」で朝食をいただきました。
朝食はオーダーするビュッフェ形式、メイン料理のみ注文するかたちです。
早速、カウンターをチェック。様々なジャンルの料理が揃った豊富なラインナップに、思わず歓声をあげてしまいました!
ハムやチーズ、野菜類のコーナー。ドレッシングは「ピエール・エルメ・パリ」のものが5種類も。
ベーカリーはクロワッサンをはじめ、ホットケーキやフレンチトーストまで用意が。北海道産のはちみつや、バター・ジャムなどもたくさんラインナップされていました。
海鮮をはじめとした和食のコーナーも充実!どれもこだわりの品が並んでいて思わず目移りをしてしまいます。
ひと通りカウンターを回りテーブルに戻ると、オーダーした「エッグベネディクト」が到着。たっぷりのサーモンと、とろとろの卵で絶品でした。
カウンターに並んであった海鮮は、ミニどんぶりにして堪能しました。
お腹いっぱいでも楽しみたいデザート!冷蔵庫のなかにはフルーツとデザートが用意されていて、朝から幸せな気分です。食後のコーヒーをいただいて朝食は終了。開放感たっぷりの空間で、優雅な時間を過ごすことができました。
「ピエール・エルメ・パリ」コラボのアフタヌーンティー
今回の滞在では、「ザ・ラウンジ」で「ピエール・エルメ・パリ」とコラボレーションした季節のアフタヌーンティーまで堪能しました。(提供時間:14時~17時)
まず運ばれてきたのは、北海道産のチーズやじゃがいもを使用した「ヴォル・オー・ヴァン」とイクラやスモークサーモンを挟んだ「クラッカー」などのセイヴォリー。
続いてはピスタチオ風味の「スコーン」。自家製のいちごジャムとクリームをたっぷり付けていただきました。甘さ控えめで、柔らかな食感の「スコーン」。程よい大きさであっという間に完食でした。
お待ちかね、メインの登場。春らしい華やかなデザートの数々に思わず心がときめきました!シグネチャーテイストのアイテムは、全5種類から好みの3つを選ぶことができます。ほかにも「ピエール・エルメ・パリ」のマカロンから好きな味をチョイスするでき、何とも贅沢。お腹も心も存分に満たされ、最後の最後までラグジュアリーなひとときを満喫しました。
ニセコの大自然に抱かれた「Park Hyatt Niseko Hanazono」。圧巻のロケーションや客室・館内施設はもちろんのこと、豊富なダイニングで味わえる美食の数々が滞在をさらに特別なものにしてくれるでしょう。季節を変えて何度も訪れたくなるラグジュアリーマウンテンリゾートを、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
宿泊予約はこちら:https://www.ikyu.com/00002706/
※こちらの記事は2024年10月11日更新時点での情報になります。最新の情報は一休ガイドページをご確認ください。