“日本一のマグロ仲卸”と称され、国内屈指の名店からも信頼が厚い「やま幸」。一度は「やま幸」ブランドのマグロを食べたい、と思う方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、東京で「やま幸」の絶品マグロをいただける寿司の名店を5軒ご紹介します。
目 次
有名店の御用達!マグロ仲卸「やま幸」とは
今や取引先が1,000を超える、豊洲市場を代表するマグロ仲卸「やま幸」。現在は、一般向けの鮮魚店や飲食店も展開中です。KIWAMINOでは、社長・山口幸隆氏にインタビューを実施し、マグロの魅力やこだわりについて語っていただきました。過去のインタビュー記事もぜひチェックしてください。
インタビュー記事はこちら:
1.定置網で獲れたマグロの握りをこだわりの空間でいただく
鮨 竜介(東京都/銀座駅)
銀座・コリドー街から道を一本入った場所に佇む「鮨 竜介」。洗練された店内には、白木の一枚板でできたカウンター7席を有しています。「銀座 久兵衛」で修業を積んだ店主・山根竜介氏の物腰柔らかな接客も多くのゲストを惹きつけています。
握りのなかでも、いちばんの自慢は「やま幸」から仕入れる選りすぐりのマグロ。定置網で獲れた100キロ前後のマグロは、繊細な香りや味わいが魅力でしょう。ネタにあわせて、赤酢と白酢を使い分けるなど酢へのこだわりもひとしお。上質なマグロと相性の良いシャリが合わさった、匠の技を堪能しましょう。
2.上質なマグロと実力派店主の技術による至極の寿司
鮨 あらい(東京都/銀座駅)
銀座駅より徒歩5分ほど、銀座8丁目にあるビルの地下に店を構える「鮨 あらい」。店内にはカウンター席と個室を完備。個室にもカウンターを備えるため、プライベート感を保ちながら、寿司職人の技を目の前にして楽しむことができます。
店主・新井祐一氏は「銀座 久兵衛」「すし匠」などの名店で腕を磨いた実力派。「やま幸」から仕入れるマグロは、その日仕入れるネタの状態によって包丁の入れ方や、シャリに使用する酢の合わせ方まで調整するこだわりようです。富山産コシヒカリを使った大ぶりな寿司と、あたたかなおもてなしは特別な食体験となること請け合いです。
3.シャリに合うよう、熟成させたマグロに舌鼓を打つ
熟成鮨 万(東京都/恵比寿駅)
恵比寿駅から歩いて20分ほどの場所に隠れ家のようにある「熟成鮨 万」。いただけるのは、店主・白山洸氏によるこだわりの熟成鮨です。ゲストとの距離感を大切にし、あえて席数を絞った店内で、店主との会話を楽しみながら美食のひとときを過ごせるでしょう。
提供されるのは、貝のスープからはじまり、一品料理や熟成鮨、〆の玉へと続くおまかせコース。握りは「やま幸」から届いたマグロの中トロ、濃厚な赤身、甘みがあるトロへと続きます。もちろん、どちらのネタもお店のシャリと合うように熟成させてから提供。熟成をすることで旨味が増した一貫を味わってみては。
4.味・おもてなし・空間が三位一体となった美食時間
佐たけ(東京都/築地市場駅)
築地市場駅から徒歩約5分の場所に立つ「佐たけ」。店内は、樹齢250年ほどとされる吉野桧から切り出し、奈良の宮大工が仕上げた白木の一枚板カウンターが印象的です。最大5名で利用できるカウンター付の個室もあるため、接待や会食など特別なシーンにもぴったりでしょう。
いただけるのは、店主・佐竹大氏による江戸前寿司。こだわりのマグロは「やま幸」から仕入れる、定置網と旋網で獲れた天然ものです。酢飯に熱があるうちは、大トロなど脂の強いネタを握り、時間が経つにつれ貝類や青魚を握るなど流れのある展開で、ゲストを魅了しています。
5.「やま幸」のトロとシャリが一体になった至高の握り
鮨 くりや川(東京都/恵比寿駅)
恵比寿駅から徒歩約10分、街の喧騒を抜けた先のビル地下に佇む「鮨 くりや川」。あたたかみのある店内には、目の前で職人の技を楽しめるカウンター席に加え、個室席も備わります。
店主・厨川浩一氏は、寿司・日本料理の名店で修業を積み独立。江戸前握りはもちろん、独創的な一品料理も自慢です。握りに関しては、シャリとの一体感を生むことがこだわりのひとつ。魚とシャリの温度差を最小限にすることで、絶妙な口どけを生み出すそう。なかでも絶品なのは「やま幸」のマグロを使用したトロの握り。仲卸業者との信頼関係があるからこそいただける寿司をどうぞ。
今回は“日本一のマグロ仲卸”と称される「やま幸」のマグロをいただける寿司の名店を、東京から5軒ご紹介しました。限られた名店で堪能できる至高の一貫を求めて、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
※こちらの記事は2025年01月07日作成時点での情報になります。最新の情報は一休ガイドページをご確認ください。