【名店グルメ】京都「洋食おがた」国内屈指の食材で織りなす、割烹スタイルの洋食店

京都市役所の近くに位置する「洋食おがた」。食材の仕入れ先からこだわって調理をした、感動の一皿に出会えるレストランです。ハンバーグやポークジンジャー、オムライスをはじめとした洋食定番メニューはもちろんのこと、馬刺しやアジフライなど、ジャンルを超えた絶品料理も提供。京都の食通たちに愛されてきた、地域を代表する名店の魅力をご紹介します。

くつろぎの空間で、おなかも心も満たされて

京都市役所前駅、もしくは烏丸御池駅より歩いて約10分の場所にある、親しみやすい店構えの「洋食おがた」。2015年のオープン以来、地元の常連から日本全国の観光客まで、訪れる人達を感激させてきた名店です。店内に足を踏み入れると、木目調のカウンターが続いていて、その奥には、テーブル席があります。清潔感と上品さを兼ね備えた雰囲気に、どこか温もりを感じます。

シェフ・緒方博行氏は、熊本県出身。高校卒業後、ホテルで洋食の基礎を学び、長崎・ハウステンボス内「ホテルヨーロッパ」「迎賓館」にて、フレンチの重鎮・上柿元勝氏のもと研鑽を積みました。その後、関西に拠点を移し、「ビストロセプト」(2020年に惜しまれつつ閉店)にて2007年から6年間、料理長を務めます。そして2015年に独立し「洋食おがた」を開店しました。

全国から集めた厳選食材で叶える、唯一無二の美味しさ

活アジフライ レアに揚げて

ゲストを満足させるために店がこだわっているのが「生産者・食材・環境」。シェフが自ら生産者のもとへ足を運び、納得した食材だけを厳選しています。肉は滋賀の「サカエヤ」、魚は静岡の「サスエ前田魚店」などから仕入れています。

米は、京都の「丹州 河北農園」で作られた店舗専用のものを使用。京都の「山田ファーム」や佐賀の「ささき農園」などから無農薬野菜も取り寄せています。さらに、純米酒にこだわる大阪の「秋鹿酒造」の日本酒や、熊本の「菊鹿ワイナリー」で作られたワインも。圧巻の美味しさと高い安全性を誇る、顔と名前が見える食材こそが「洋食おがた」のベースなのです。

肉料理も魚料理も絶品、上質な一皿に舌鼓

洋食おがた特製ハンバーグ

人気メニューの「洋食おがた特製ハンバーグ」は、ずっしりとした重量感が特徴。肉汁と旨味を閉じ込めたハンバーグにたっぷりのデミグラスソースをかけ、マッシュポテトを添えています。シンプルな見た目ながら、緻密に作り込まれた奥深い美味しさを堪能できる一皿です。

滋賀 サカエヤ ビーフカツ

カツレツ、ポークジンジャーなどの肉料理のほか、魚のフライも人気。新鮮で肉厚なカツオやアジを上質の米油でレアに揚げたメニューは「洋食おがた」ならではの味わいです。メニューには、アラカルトのほか、メインとデザートをお好みで選べる「プチコース」、季節の料理を少しずつ満喫できる「洋食おがた おまかせコース」も用意されています。

様々な業態・ジャンルの飲食店で経験を重ねてきた緒方氏が作る料理は、単なる洋食ではなく、国内の食材や調理法を駆使した「日本の洋食」。西洋料理を日本ならではの味わいにアレンジし、人々の心をとらえています。日本の洋食を牽引する名店としての矜持を感じる、心震える味わい。シェフの探究心と愛情がこもった素晴らしい料理の数々を、ぜひ一度体験してみてはいかがでしょうか。

https://youshoku-ogata.com

※こちらの記事は2025年02月12日作成時点での情報になります。最新の情報は一休ガイドページをご確認ください。

安岡晴香

広告代理店、出版社の営業職を経て、WEB・雑誌のライターに。グルメ、旅、美容、カルチャー、ビジネスなど、幅広いジャンルの記事を発信している。幼少期から食べるのが生きがいだが、営業時代に会食でさまざまな名店を訪れ感動したことで、食への愛がさらに増大。お酒の愉しさもおぼえ、日本各地でレストラン巡りを続けている。

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