近年、一流の名店シェフが料理を監修・プロデュースする宿が続々登場しています。土地の旬食材を一流の技で魅せる、目にも美味しい料理が食べられる宿で、旅しながら一流店の味を楽しんでみませんか。
「フロリレージュ」川手 寛康氏プロデュース!イノベーティブなファインダイニング
SHIROIYA HOTEL(群馬県/前橋市)
2020年に群馬県前橋市に誕生した「SHIROIYA HOTEL」。江戸時代より約300年ものあいだ利用されてきた老舗旅館「白井屋」を活かし、新たな食文化とアートの発信源として蘇りました。現代アーティストのレアンドロ・エルリッヒ、プロダクトデザイナーのジャスパー・モリソンやイタリア建築界の巨匠ミケーレ・デ・ルッキ、建築家として名高い藤本壮介らが手掛けたスペシャルルームをはじめとするお部屋が25室。どの客室も個性的なインテリアで、アートなひとときを過ごせます。
メインダイニングの「the RESTAURANT」は、東京青山の名店「フロリレージュ」のオーナーシェフ川手寛康氏が監修しています。腕を振るうのは地元群馬出身の片山ヒロ氏。地元の生産者から取り寄せる厳選食材を使い、群馬の食文化を独自の解釈で再構築する“上州キュイジーヌ”を提案します。
キッチンをぐるりとコの字型に囲むライブカウンターでは、未知なる料理への期待と共に、できあがるまでのライブ感を楽しめます。ソムリエの児島由光氏によるドリンクペアリングは、その日のメニューに合わせた魅惑のマリアージュ。アーティスティックに描かれたクリエイティブな驚きと感動溢れるディナーをいただきましょう。
SHIROIYA HOTEL https://www.ikyu.com/00002840/
「アルケッチャーノ」奥田 政行氏監修の美しい一皿を
鎌倉古今 (神奈川県/鎌倉)
鎌倉駅前から少し離れた自然豊かな場所に佇む「鎌倉古今」。安政2年(1855年)建築の古民家を、日本家屋の魅力を残しながらリノベーションした1日2組限定の宿です。趣向の異なるスイートルームは、ガラス窓から差し込む光と緑が心地よい「古今メゾネットスイート101号室」と、蔵がベースになっている「蔵メゾネットスイート102号室」。どちらも歴史を感じさせつつ、モダンなインテリアがマッチした空間です。
「鎌倉古今」併設のイタリアンレストラン「Restaurant Cocon」は、オーガニックレストラン「アル・ケッチァーノ」の奥田政行氏がプロデュース。シェフが腕を振るうカウンターキッチンにはライブ感が溢れ、これから始まる饗宴への期待が高まります。
シェフの目利きで鎌倉野菜や、相模湾の新鮮な海鮮を始めとする各地の旬の食材を厳選して使用。イタリアンをベースに和やフレンチのテイスト、漢方などを取り入れた美しい一皿は目にも華やかです。ワインや日本酒へのこだわりはもちろん、人気の「ロイヤルブルーティー」も用意されているので、ノンアルコールのペアリングも堪能できます。大切な方との特別なお食事にもぴったりですね。
鎌倉古今 https://www.ikyu.com/00002917/
ファインダイニングがプロデュースする、ここでしか出会えない特別な食体験。美味しいものを食べて、そのまま眠りにつく……そんな美食を堪能する旅に出てみたい方におすすめです。
※こちらの記事は2024年09月10日更新時点での情報になります。最新の情報は一休ガイドページをご確認ください。