予約が取れないレストラン「長谷川 稔」を取材。こだわり溢れる空間で美食を味わう

東京・広尾、有栖川宮記念公園にもほど近い閑静な住宅街の一角に佇む一軒家レストラン「長谷川 稔」。国内外のフーディーから絶大な支持を受け、都内を代表する予約困難店の一つです。「一休.comレストラン」のプレミアム美食メディア「KIWAMINO」では今回、人気店の店内に潜入。1階の完全個室と2階のカウンター席にフォーカスしてご紹介します。

※この記事は2020年1月に取材した情報をもとに制作しました。

木のぬくもりを感じる「カウンター席」

黒塗りの塀に囲まれたエントランス。住宅街の風景に溶け込むシンプルさと、モダンな印象が同居するデザインとなっていました。

店名の「長谷川 稔」は大きめの表札に白い文字で記されています。
タクシーなど車での来店の際には、外苑西通り「広尾橋の交差点」を曲がって「有栖川公園前交差点」を目指すと分かりやすいと思います。

お店の扉は二つあり、2階のカウンター席へ向かうものと、1階の完全個室に至るものが分かれていました。
なお、完全個室の入り口のすぐ横には車を横づけできるスペースがあるため、お忍びでの会食にも安心して利用することができます。

階段を上った先にあるカウンター席の様子。ゆったりと寛げるよう、席幅がかなり広く取られた造りとなっていました。

取材ではカウンター席に、2人掛け用のセッティングをお願いしました。プライベートな時間を過ごせるよう、木のぬくもりを感じるカウンターテーブルと、落ち着いた照明が灯る空間に仕立てられていました。リラックスした雰囲気の中で、お食事を楽しめます。

お手洗いは1階の入り口近くに位置し、完全個室のお客様と共用になります。

隠れ家感漂う、4人まで対応する完全個室

1階の完全個室は、黒を基調としたスタイリッシュな空間となっていました。キッチンとの間に透明なガラスの仕切りがあり、調理の様子を間近に見ることができます。

出入り口は独立しているため、一度入室すればお手洗いを除いて他のお客様と視線を合わせることはありません。

個室は、隠れ家感が漂う雰囲気となっていました。実際に椅子に腰掛けて気がついたのですが、椅子が大きいため、座ると隣の方との間に自然と余裕が生まれます。

今回は4人分のセッティングをお願いしました。

席の後ろのスペースも広く、到着後の着席やお手洗い、お食事後の移動も他の方に席を引いてもらわなくて済みそうです。
天井が高いので、前後左右だけでなく空間の上側にも余裕がある造りとなっていました。椅子に座ると開放的な雰囲気を感じます。

「長谷川 稔」独自のスタイルで旬の食材を楽しむ

上質な雰囲気が漂う「長谷川 稔」では、全国各地から産地直送で仕入れた食材を使った料理をご用意。シェフ長谷川稔氏が独学で習得した技術による、ジャンルにとらわれない美味しさを楽しめます。

スペシャリテの金目鯛は、炭火焼で仕上げる念の入れよう。フーディーの舌を満たす美味しさは、多くのファンを生み出してきました。松葉ガニや白子など、旬の食材も「長谷川 稔」独自のスタイルで供されます。

コース料理の数が豊富なことも、お店の魅力の一つ。最後の一皿まで楽しんでもらうために、お料理個々の味わいだけでなく提供する順番にも細心の注意を払っています。
なお、「長谷川 稔」では上質な空間にマッチした、お客様の視点に立ったサービスを徹底しています。

ここでしか味わえない料理を楽しめる「長谷川 稔」。都内屈指の人気店では、お料理だけでなく、ラグジュアリーな空間と上質なサービスも一緒に楽しめます。

イノベーティブ・フュージョン

長谷川 稔

東京メトロ日比谷線 広尾駅 徒歩2分

50,000円〜

アクセス
住所: 東京都港区南麻布4-5-66

#長谷川稔 独占インタビュー記事はこちら!

謝 谷楓

「一休.comレストラン」のプレミアム・美食メディア「KIWAMINO」担当エディター。ユーザーの悩み解決につながる情報を届けられるよう、マーケットイン視点の企画・編集を心掛けています。

前職は、観光業界の専門新聞記者。トラベル×テック領域に関心を寄せ、ベンチャーやオンライン旅行会社の取材に注力していました。一休入社後は「一休コンシェルジュ」を経て、2019年4月から「KIWAMINO」の担当に。立ち上げを経て、編集・運営に従事しています。
【MY CHOICE】
・最近行ったお店:和田倉、SENSE
・好きなお店:六雁
・自分の会食で使うなら:茶禅華
・得意ジャンル:日本料理
・好きな食材:雲丹/赤貝

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