今回、プレミアム美食メディア「KIWAMINO」でご紹介するのは、一度は行きたい銀座にある和食の名店です。一休.comレストランの中でも特に予約困難な名店・人気店を厳選してご紹介している「至高のレストラン」から、和食にフォーカスしました。
お店選びの参考にしてみてはいかがでしょうか 。
目 次
1.目の前で調理された極上の蟹を余すことなく味わえる
銀座 きた福
銀座7丁目、並木通りの一本隣りの道に位置する「銀座 きた福」。「赤坂 きた福」に続く2号店として2015年にオープン。『ミシュランガイド東京2021』では、2店ともに一つ星となっています。
客席は「赤坂 きた福」と同様に個室が3室のみのこぢんまりとしたお店。お料理は、個室それぞれに配された料理人が目の前で調理してくれます。
「銀座 きた福」では、極上の蟹を余すことなく味わい尽くせる様々なコースを提供。季節ごとに松茸やスッポン、銘柄牛にハモなど、贅沢食材を組み合わせたコースも用意されています。
味わえる蟹は、通年で楽しめるたらば蟹やずわい蟹から、冬季限定(11月~3月)の松葉蟹や希少な黄金蟹など。専門店ならではの品揃えも蟹好きを虜にする理由の一つです。
2.日本の自然の豊かさが表現された一皿に触れる
日本料理 龍吟
銀座駅はもちろん、日比谷駅や有楽町駅からのアクセスも良い「東京ミッドタウン日比谷」の7階に位置する「日本料理 龍吟」。
7階のワンフロアすべてが店舗となっており、エレベーターを降りた瞬間から非日常空間が広がります。日本美術の流派の一つ「琳派」をテーマにした、こだわりの設えにもご注目。
“日本料理とは、日本の自然の豊かさを表現したものである”という山本シェフの強い思いが投影されたコース料理には、日本全国から厳選された食材が使われています。
夏なら鮎、秋なら松茸や秋刀魚というように、日本の四季の移ろいを身体と心でいただけます。『ミシュランガイド東京2021』では三つ星に選ばれ、国内外問わず注目され続けている名店です。
3.天ぷらの世界を変えたレジェンドが生み出す逸品
てんぷら近藤
銀座・並木通り沿いのビルの9階に位置する「てんぷら近藤」。『ミシュランガイド東京2021』でも二つ星に選ばれている、言わずと知れた名店中の名店です。
席は、音を立てながら揚げられる天ぷらが目の前で見えるカウンターのみ。天ぷらの世界で、わき役だった野菜たちを主役にさせたのが店主の近藤氏。
名物はなんと言っても「さつまいもの天ぷら」。数十分かけてじっくりと仕上げるため、ご注文は予約時か入店後すぐが必須です(さつまいもの季節限定)。
キスやメゴチ、アナゴなどのメインの魚介類は、すべて江戸前にこだわっているのも大きな特徴。「ウニと大葉の挟み揚げ」などの変わり種も愉しみの一つとなっています。
4.旬の野菜を美しく仕上げる“スーパー割烹”を体験
六雁
銀座駅を出てすぐの、並木通り沿いに建つビル内に店を構える「六雁」。日本料理の起源を作ったとされる「磐鹿六雁命(いわかむつかりのみこと)」が店名の由来だそうです。
総料理長・秋山氏が手掛ける料理のコンセプトは、“スーパー割烹”。時代に合わせて進化を遂げたスタイリッシュな“新・和食”が多くの美食家を魅了しています。
「六雁」では、旬の野菜を彩り豊かなテリーヌ風に仕立てたメニュー「季節野菜の煮こごり」など、季節の野菜を使用した料理が特に有名。
コース以外に追加でアラカルト料理をお願いできるのも嬉しいポイント。味だけでなく見た目の美しさにもこだわった一品を、大切な人とゆっくり愉しみましょう。
5.ホンモノの食材たちが持つ旨味を活かした極みの一皿
銀座 福樹
銀座8丁目、金春通りに建つビルの5階に位置する「銀座 福樹」。7席のカウンターに個室が一つと、こぢんまりとした静かなお店です。
『ミシュランガイド東京2021』では二つ星にも選ばれ、国内外から注目を集め続けている名店。カウンターには、日本料理界の巨匠ともいうべき小野寺氏が立ち、多くの美食家を唸らせています。
料理で使われているのは、驚くほど上質な高級食材。その食材たちの持ち味を最大限に活かすことができるのは小野寺氏だからこそ。
季節によって変わる一皿も面白く、冬には、ツキノワグマやスッポンのお鍋が出ることも。初めて行く方は、店内随所にちりばめられた猫の小物品を探すのも、愉しんではいかがでしょう。
6.滋味を引き出す至極シンプルな仕事の中に、匠の技が光る
銀座 小十
銀座・並木通りとみゆき通りの交差点付近に建つビルの4階に店を構えるのは、ミシュランガイドの常連でもある名店「銀座 小十」。
暖簾をくぐった先には、店名の由来にもなっている古唐津の名陶工・西岡小十氏の趣深い器が並んでいます。お食事をいただくのは、カウンター席と3つの完全個室。様々なシチュエーションで利用が可能です。
全国から選りすぐりの食材を集め、店主自ら吟味を重ねた一級品のみを使用。天然の大うなぎや小鮎、あわびなど、これまでに出会ったことのない一皿に触れられます。
行き届いたおもてなしもお店の魅力です。滋味を引き出す至極シンプルな仕事の中に光る、奥田氏しか出せない領域を味わってみてはいかがでしょう。
7.“奇をてらわない「皿」こそ命が宿る”という言葉の意味を知る
蓮 三四七
銀座7丁目、花椿通り沿いのビル地下1階に構える「蓮 三四七」。「神楽坂 石かわ」の石川秀樹氏から薫陶を受けた三科惇氏が腕を振るっています。
ミシュランガイドでは、2012年から二つ星や一つ星に選ばれ、国内外から注目を浴び続けています。木の温もりを感じる店内には、カウンター席と個室が2つ。
常連のお客様や初めての方にもっとお食事を愉しんでほしいという思いから、季節の定番食材を扱う際には、年ごとに調理法を変える工夫も施しているそう。
素材の声を聞き、時間も手間も惜しまずに調理することで生まれる素材そのものが持つ真の味。“奇をてらわない「皿」こそ命が宿る”の思いで生まれた一皿は、ここだけでしか味わえません。
8.多くの美食家を魅了する、守りながら進化し続ける田舎料理
銀座 しのはら
銀座・あづま通り沿いに建つビルの地下1階。27歳の若さで開業した滋賀のお店を、瞬く間に有名店へと成長させた店主・篠原武将氏が腕を振るう「銀座 しのはら」。
店内は、白木のL字カウンターを配したシンプルながらも粋な設え。静かで凛とした清らかな雰囲気がありながら、どこか落ち着く空間となっています。
お料理は滋賀の食材を中心に使用。名だたる名店で研鑽を積んだ技術と天賦の才能から生まれる一皿は、滋賀から銀座へと場所を変えても多くの美食家を唸らせています。
オールドバカラの酒器をはじめ、料理をひきたてる数々の美しい器もこだわりの一つ。『ミシュランガイド東京2021』では二つ星に選ばれています。滋賀の田舎料理を守り進化させた一品を味わいましょう。
今回は、一休.comレストランが提案する「至高のレストラン」の中から、和食の名店をご紹介しました。どのレストランも、一休.comユーザーの方に満足していただける個性と魅力に溢れています。ぜひ、大切な方とのお食事や自分へのご褒美に予約して訪れてみては。
※こちらの記事は2023年08月22日更新時点での情報になります。最新の情報は一休ガイドページをご確認ください。