お祝い事がある時などに楽しみたいご馳走鍋といえば、日本が誇るブランド和牛を使った“すき焼き”と“しゃぶしゃぶ”ですね。今や、海外からの観光客にも大人気。今回は、こだわりの和牛で味わう、一度は行ってみたい東京にあるすき焼きとしゃぶしゃぶの名店をあわせて6軒紹介します。
目 次
【すき焼き】
1.日本全国より選び抜かれた、黒毛和牛を満喫
人形町今半 東京ガーデンテラス紀尾井町店(東京都/永田町駅)
永田町駅直結の「東京ガーデンテラス紀尾井町」3階に位置する「人形町今半 東京ガーデンテラス紀尾井町店」。1895年創業の「人形町今半」名物・すき焼きを満喫できます。
使用するのは、日本屈指の目利きが厳選した黒毛和牛。肉の旨味を逃さない“焼くように炊く”すき焼きは、人形町今半流ならではの深い味わい。訓練を積んだスタッフにお任せすれば、ベストの状態に仕上げてくれます。
四季折々の料理とともに楽しむしゃぶしゃぶ、網焼ステーキのコースもおすすめ。個室が5部屋備えられていますので、ハレの日の会食から接待まで幅広く利用できます。
2.銘柄にはこだわらず、その時々の最上の黒毛和牛を使用
岡半/ホテルニューオータニ(東京都/四ツ谷駅)
「ホテルニューオータニ」本館のザ・メインロビィ階に位置する「岡半」。建築家・今里隆氏の手がけた現代数奇屋造りの上質な空間が広がります。
松阪牛や田村牛と言ったブランド牛に加え、銘柄にはこだわらないその時々の高級黒毛和牛を使用。特撰牛の一枚一枚から、熟練の焼き手が肉本来の美味しさを引き出します。独特の芳香もそのままに、自慢のすき焼きをご賞味ください。
また、特撰のポン酢と自家製胡麻だれでいただくしゃぶしゃぶも堪能できます。添えられる野菜も、それぞれの産地より吟味した贅沢なもの。テーブル席の個室や堀りごたつ式の落ち着いた個室で、ゆったりとこだわりのすき焼きを味わってみてください。
3.関東流と関西流を取り入れたすき焼きが名物
ちんや 浅草本店(東京都/浅草駅)
1880年創業の浅草で最も古いすき焼き店「ちんや 浅草本店」。2021年8月に一度休業したものの、2022年、浅草の誕生日である3月18日に店を再開し話題になりました。
使用するのは、サシの入り方が過剰でない「適度な霜降肉」。月齢(30か月)まで肥育した和牛のメス牛の脂は、加熱するとサシと赤身の間から芳しい「和牛香」を放ちます。すき焼きは、関東流と関西流の両方を採り入れた独自のスタイルが特徴。
スタートは、千住葱の香りをまとわせた肉から。ネギ・シュンギク・シイタケ・焼き豆腐・シラタキ・麩などの具材とともに、甘めに仕上げた割下でいただきます。合わせて、しゃぶしゃぶのコースも用意。明治の洋館を彷彿とさせる優雅な洋個室や純和室の個室は、記念日にも最適です。
【しゃぶしゃぶ】
4.こだわりの出汁を使用した胡麻だれやポン酢で銘柄牛を
東京肉しゃぶ家(東京都/東新宿駅)
東新宿駅より徒歩約5分、12席のカウンターのみの落ち着いた雰囲気を持つ、大人の隠れ家のような「東京肉しゃぶ家」。
こだわりは、白神山地の天然水に天然真昆布と羅臼昆を入れて水出した出汁です。ポン酢や胡麻だれの旨味を追求した、この店でなければ味わえないしゃぶしゃぶに舌鼓。肉は、希少な神戸牛ブランド「但馬玄」などをメインに、サーロイン、シンタマ、シャトーブリアンなどを贅沢に使用。
ほかにも、特製醤油だれでコトコト煮込み、柔らかく仕上げた「オックステール醤油煮込み」は、人気ナンバーワンの単品メニュー。締めの「テールスープベースのスパイスカレー」とのセットは、お土産にも最適です。
5.秘伝の胡麻だれと塩ポン酢とともに「ヤザワミート」の厳選肉を
今福(東京都/白金高輪駅)
白金高輪駅より徒歩約5分に位置する、厳選された素材を活かしたしゃぶしゃぶとすき焼きの専門店「今福」。閑静な住宅街の中にある一軒家で、店内は落ち着いた雰囲気。家族や友人はもちろん、ビジネスシーンにもぴったりな個室も用意されています。
提供される黒毛和牛は、精肉卸「ヤザワミート」が全国から厳選して仕入れたものを使用。食肉に精通した職人ならではの確かな技術で、しゃぶしゃぶに仕立てます。黒毛和牛タン、フィレ、サーロインと日替わり部位3種盛りを用意したコースは、秘伝の胡麻だれと塩ポン酢とともに満喫できます。このほか、季節感溢れる逸品料理も、上質な肉を引き立てます。
すき焼きとしゃぶしゃぶ、両方を食べ比べられる贅沢なコースも人気。洗練された和空間で、肉の旨みを存分に味わってみてはいかがでしょうか。
6.パノラマビューを眺めながら、選りすぐりの和牛に舌鼓
松阪牛 よし田/東京オペラシティ53F(東京都/初台駅)
「東京オペラシティタワー」53階、都心を一望するパノラマビューが楽しめる「松阪牛 よし田」。
組子細工や竹林をモチーフにした優美な日本建築の店内で、A5ランクのみを使用した選りすぐりの和牛と厳選食材を用いた料理に舌鼓。服部栄養専門学校の校長を務めた故・服部幸應氏の監修で、服部氏に直接指導を受けた一流の料理人が仕上げます。
こだわりの料理は、鉄板焼き・すき焼き・しゃぶしゃぶと松阪牛をメインにした会席料理スタイルで。四季折々の山海の幸を用いた料理とともに楽しめます。店内には、1,000本収納可能な大型ワインセラーを備え、希少なワインも多数。松阪牛特有の香りと食感、旨味を味わう贅沢な時間が流れます。
鍋を囲んでわいわいと楽しむすき焼きやしゃぶしゃぶ。今回紹介した6軒は、どの店も上質な和牛を厳選し、ていねいに仕上げる技を誇ります。肉本来の美味しさを味わいつつ、大切な人と語らう場として、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。
※こちらの記事は2024年12月28日作成時点での情報になります。最新の情報は一休ガイドページをご確認ください。