夏の風物詩の1つ「浴衣」。お祭りや花火大会といったイベントなどに着て行くのも良いですが、人混みを避けてレストランなどで楽しむのも粋ですよね。今回は、浴衣を着て行くのにぴったりな、和の風情溢れる東京のレストランを5軒ご紹介します。
目 次
1.銀座の奥座敷に佇む老舗料亭で、日本の夏を満喫
つきじ治作(東京都/築地駅)
「銀座の奥座敷」として昭和6年(1931年)創業以来、多くのゲストより愛され続けている老舗料亭「つきじ治作」。門をくぐると広がるのは、約800坪の広大な庭園と明治時代より変わらぬ佇まいの数寄屋造りの建物。和の風情を醸し出す非日常感は、浴衣で訪問するのにもぴったりです。
お部屋は、お座敷またはテーブルスタイルで楽しめる、様々な広さの個室を完備。全てのお部屋から庭園や隅田川が望めるように工夫されているので、お食事をしながら夏ならではの景色も堪能できます。お料理は、名物の水たきはもちろん、涼を感じる季節のお任せコースもおすすめ。浴衣を着て行けば、さらに夏らしい雰囲気を満喫できるでしょう。
2.浴衣での浅草観光にも便利!夏の風物詩うなぎを堪能
駒形前川 浅草本店(東京都/浅草駅)
創業約200年の歴史を持つ、老舗うなぎ専門店「駒形前川 浅草本店」。隅田川沿いにある同店は、風格のある外観が特徴的。店内は落ち着いた雰囲気の和空間となっており、広々とした窓からは昼の間は下町情緒を、夜の時間帯は夜景を眺めながらお食事を満喫できます。浴衣で訪れれば、さらに風情を感じられることでしょう。
供されるのは、暑さの厳しい夏にぴったりなうなぎ料理!限りなく天然に近いと言われている養殖うなぎ「坂東太郎」にこだわり、創業以来継ぎ足されてきた秘伝のタレで焼き上げます。コースにもよりますが、うな重を中心に、う巻や白焼きなど様々なスタイルでうなぎを堪能できます。お食事の前後に浴衣で浅草観光をするのにも良いですよね!
3.東京タワーの麓に広がる江戸情緒漂う空間で、夏の涼を味わう
東京 芝 とうふ屋うかい(東京都/赤羽橋駅)
東京タワーの麓に広がる、約2,000坪の敷地内に位置する「東京 芝 とうふ屋うかい」。門をくぐり石畳の階段を抜けると、広大な日本庭園が広がります。都会の喧騒を忘れさせる非日常空間は、ぜひとも浴衣でも堪能したいもの。豊かな緑と江戸情緒をさらに満喫できること請け合いです。
提供されるのは、名物のうかい豆腐をはじめ、旬の食材で彩られる八寸やお造りなどの季節のお料理。緑溢れる庭園を背景にいただけば、さらに夏の涼を感じられることでしょう。食前食後は庭園を散歩したり、お店から徒歩すぐの東京タワーや増上寺を訪れてみたりするのもおすすめです。
4.庭園越しに望む東京の絶景と和食を浴衣で堪能
日本料理「さくら」/ヒルトン東京お台場(東京都/台場駅)
台場駅直通、「ヒルトン東京お台場」の3階という至便な立地に位置する「日本料理『さくら』」。数寄屋造りの店内からは、緑豊かな日本庭園越しにレインボーブリッジを望むことができます。和の情緒溢れる空間は、浴衣で行くにもぴったり!大小様々な個室を用意している他、春~秋にかけては開放的なテラス席でもお食事を楽しめます。
お料理は、四季折々の旬の食材を取り入れた会席料理をはじめ、寿司、天ぷら、鉄板焼など様々なメニューを用意。目的やシーンに合わせてお好みのスタイルを選びましょう。お食事の前後は、お台場観光をしたり、納涼船に乗ってみたり、浴衣での滞在を満喫するのも良いですよね。
5.登録有形文化財に登録された空間で味わう、夏を感じる本格茶懐石
新宿 京懐石 柿傳(東京都/新宿駅)
新宿駅より徒歩1分、令和4年に国の登録有形文化財に登録された「安与ビル」内6~9階に位置する「新宿 京懐石 柿傳」。店内の設計は、東宮御所をはじめ、迎賓館和風別館、帝国劇場などを担当した谷口吉郎によるもの。昭和44年(1969年)に創業以来、茶の湯文化と供に本格的な茶懐石を提供しています。
お食事は、季節性を意識し、旬の素材を活かしたお料理の数々でゲストをもてなします。器や盛り付けにもこだわり、夏の時期は目にも涼しげな磁器やガラス器を使って、季節感を表現します。そんな日本文化の良さを伝える空間へは、ぜひとも夏着物や浴衣で訪問したいもの。より一層日本の夏を感じられる時間になることでしょう。
今回は、浴衣を着て行くのにおすすめの、和の風情溢れる東京のレストランを5軒ご紹介しました。夏ならではのひとときを、美味しいお食事と浴衣で満喫してみてはいかがでしょうか?
※こちらの記事は2024年08月04日作成時点での情報になります。最新の情報は一休ガイドページをご確認ください。