日本が誇る高級食材、和牛。なかでも、厳しい基準をクリアした三大和牛のひとつ“神戸牛”は海外でも知名度が高いブランド牛です。そこで今回は一度は行きたい、神戸牛を東京で存分に堪能できるステーキ・鉄板焼きの名店を厳選してご紹介します。
目 次
1.2か月間熟成させて旨味を引き出した自慢の逸品
中勢以 小石川店(東京都/茗荷谷駅)
茗荷谷駅から徒歩で約6分、都心にありながら豊かな緑に囲まれた播磨坂の一角にお店を構える「中勢以 小石川店」。熟成肉のパイオニアとして知られる「中勢以 本店」の姉妹店としてオープンしたレストランです。
熟成肉にこだわる同店では、毎年約40頭もの選び抜いた国産黒毛和牛を丸ごと熟成。日本の精肉店に古くから伝わる「枯らし」という方法により、約2か月間かけて熟成させて、旨味と風味をじっくりと引き出します。
おすすめは「特撰コース」。3種の部位を選べる熟成神戸牛のグリル焼きなど、全7品が登場する満足感あるコースとなっています。肉本来の持ち味を損なわないように、シンプルな調理法で仕上げた一皿を楽しんではいかがでしょうか。
2.特製の炉釜で焼いた、外はカリっと中はしっとり神戸牛のステーキ
神戸牛炉釜ステーキ GINZA KOKO炉(東京都/銀座一丁目駅)
銀座一丁目駅から徒歩で約1分。「神戸牛炉釜ステーキ GINZA KOKO炉」は、大人の雰囲気が漂うステーキの人気店です。席は、ライブ感を楽しめるオープンカウンターとプライベートを保てる個室から選べます。
そんな同店の看板メニューは、特製の耐熱煉瓦で作った炉釜を使い焼き上げた神戸牛のステーキ。表面は備長炭の直火でカリっと焼き上げ、中は180度を保った遠赤外線でしっとりと仕上げます。塩と胡椒のみで味付けをしたステーキは、肉本来の味と食感を堪能できるでしょう。
上質なサーロインやシャトーブリアンをはじめ、ランプやイチボといった赤身の食べ比べもまた、特別な食体験に。炉釜ステーキをメインにした、厳選食材で作るコース料理を満喫ください。
3.希少な雌牛を豪快かつ繊細に焼き上げた霜降りの甘美
ビフテキのカワムラ 銀座店(東京都/銀座駅)
銀座駅から徒歩で約2分のところに位置する「ビフテキのカワムラ 銀座店」。神戸煉瓦倉庫をイメージした高級感あふれる店内にはジャズが流れ、心地の良い空間となっています。
絶対数が少ない神戸牛のなかでも、希少な雌牛にこだわりをもつ同店。その日の肉の固体識別番号を店頭に表示しているので、安心して神戸牛をいただけるでしょう。
ステーキは不要な脂を全て取り除いた“正味の赤身”にしてから重量を計り提供。それらをシェフが豪快かつ繊細に焼き上げていきます。神戸牛の炙りやステーキロースなど、神戸牛ならではの柔らかい肉質、コク、美しい霜降りの甘味を存分に味わえます。
4.肉の旨味を引き出したステーキを数種の特製ソースで楽しむ
六本木モンシェルトントン(東京都/六本木駅)
六本木駅から徒歩約1分。1961年創業以来、愛され続ける鉄板焼のお店「モンシェルトントン」。重厚感ある店内の中心には、貝殻をモチーフにした印象的なデザインの円形カウンターが。さらに大小の個室やテーブル席などが用意されており特別な日の食事にも最適です。
料理に使用するのは、選び抜かれた高品質の食材ばかり。各席の担当シェフが一人ひとりの趣向に合わせて、素材そのものの美味しさを最大限に引き出し、丁寧に焼き上げます。
特撰した神戸牛のサーロインをいただけるコースは、新鮮な魚介も合わせて楽しめるラインアップに。ステーキには、上質な肉の旨味が引き立つ2種のソースや岩塩を。シーフードにはアンチョビバターや自家製ポン酢がよく合います。お好みに合わせた味でお楽しみください。
5.銀座の絶景と共に味わう芳醇な神戸牛のステーキ
本店 山科(東京都/銀座駅)
銀座駅直結「GINZA PLACE」の11階にある「本店 山科」。天井高のシンプル和モダンな空間に、ひと際目を引くバカラのシャンデリアが印象的な店内。さらにカウンター席からは銀座の夜景を一望でき、豪奢な雰囲気が非日常感を演出してくれます。
いただけるのは、料理長が全国各地から厳選した和牛を使用したコース料理。40~50か月間長期肥育した宮崎県・岡崎牧場の完熟近江牛や、神戸牛を思う存分堪能することができます。
カウンターでは、日々異なる肉の状態やカットの仕方、部位に合わせて、専属のシェフがベストな焼き加減で提供。和牛の芳醇な香りと深みのある旨味を引き出します。「【鉄板焼/神戸牛コース】」では神戸牛と共に旬の野菜や魚介を使った鉄板焼きが。全国から厳選した希少なワインとのペアリングで味わってみては。
シンプルな調理法だからこそ、素材の旨味や味わいをダイレクトに楽しめるのがステーキ・鉄板焼きの魅力のひとつ。和牛のなかでも一目置かれる神戸牛の味を、鉄板焼きならではのライブ感と共に存分に堪能しましょう。
※こちらの記事は2024年09月07日作成時点での情報になります。最新の情報は一休ガイドページをご確認ください。