【名店グルメ】名古屋「炭焼 うな富士」希少な特大青うなぎが自慢!激戦区・名古屋で人気を誇る、うなぎ料理の名店

うなぎの名産地として知られる愛知県。郷土料理ではひつまぶしが挙げられ、100年以上続くうなぎの老舗店が多く立ち並ぶ、うなぎの聖地です。そんな名古屋で、舌の肥えた地元の人でさえ、美味しいと思わず声を漏らすほどで、県外からも多くの人がわざわざ訪れる「炭焼 うな富士」の魅力を紹介します。

肩ひじ張らず、どこか懐かしさすら感じる食事処

鶴舞駅から徒歩で10分程度。「うな富士」は、うなぎ屋の激戦区・名古屋で常に高い評価を受け、創業25年でミシュラン掲載を果たした名店です。

東京や京都にも系列店を持つ「うな富士」ですが、本店はそれら全ての原点と言える場所。店名の書かれた暖簾をくぐり、引き戸を引くと店内はどこか懐かしさを感じる和空間が広がります。

店内は古風な食事処を演出。さらに、誰でも安心して食事ができるよう、お店の近くにはバリアフリー対応スペースも。席は程よく区切られ、店内の活気を感じながら会話と食事を存分に楽しめます。

“うなぎ愛”で脱サラし叶えた、本当に美味しいうなぎの店

左:創業者(現 相談役)水野氏、 右:会長 岡田氏

創業者・水野尚樹氏は元々飼料メーカーに勤め「うな富士」をオープンするまで飲食業界の経験はなかったという稀有な経歴をお持ちです。そんな水野氏は、メーカー時代に初めて味わった白焼きに心打たれ脱サラ。全国各地の著名なうなぎ店で修業し、50歳のときに初めて自身の店をオープンしました。

「うな富士」の特長は何と言っても提供するうなぎとその大きさ。収穫量はうなぎ全体の2割程度という、一般的なものよりも大きな青うなぎを使用。素材選びからも並々ならぬこだわりがうかがえます。厳選された青うなぎの旨味や身の厚さ、脂の乗り方は別格です。

熟練の技が生み出す、ふんわりとした贅沢な味わい

店の自慢は「肝入り上ひつまぶし」。腹から包丁を入れる調理法“腹開き”にこだわり、丸々と肥えたうなぎの肝の旨味とふわふわした食感を贅沢なほど堪能できる逸品に仕上げています。地焼きの際には、職人が1,000度を超える炭火で焼き上げ、外はカリっと中はふっくら絶妙な焼き加減。

タレは全国各地のうなぎを食べ歩いた水野氏が研究を重ねた秘伝のものなんだとか。青うなぎに合う味を追求して完成させた唯一無二の味わいです。

白米が見えないほどぎっしりと詰まったうなぎ。その姿に圧倒されつつ、一度食べれば思わず箸を持つ手が止まらなくなる美味しさ。

うなぎの老舗店が多く軒を連ねる名古屋で、一際人気を誇る「うな富士」。じめじめとした暑さが続く時期に、スタミナをつけるため美味しいひつまぶしを堪能しに訪れてはいかがでしょうか。

うなぎ

うな富士

JR線 鶴舞駅 徒歩10分

3,000円〜3,999円

※こちらの記事は2024年05月18日作成時点での情報になります。最新の情報は一休ガイドページをご確認ください。

Sonoka Watage

スイーツ専門メディアから「KIWAMINO」編集部へ。美味しいだけじゃない食文化の面白さや、作り手の思いを発信していきます。
好きなワインはピノノワール。お気に入りはカウンターで食べるデセールコース。
【MY CHOICE】
好きなお店:ADI /FARO
好きなジャンル:スイーツ/イタリアン

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