インタビュー|

フォーリンデブはっしーさんに聞く!食で人をもてなす「極意」

Instagramの外食グルメ部門(個人)でフォロワー数1位を誇るフォーリンデブはっしーさんは、週7回、年間1000軒以上外食をしている「食の達人」。今回は、会食で使えるお店の選び方についてインタビューしました。

この日のインタビュー会場は「オーク ドア/グランド ハイアット 東京」。少し緊張した面持ちではっしーさんをお待ちしていると、にこやかな笑顔で「こんニクは~」とご挨拶してくださいました。テレビで見る親しみやすい笑顔に安心し、「オーク ドア」ならではのワイルドなハンバーガーをいただきながら、食で人をもてなす極意を直撃してきました!

人生でもがいている人たちに、美味しくて、笑顔になれるグルメ情報を届けたい!

―インスタやテレビでグルメ情報を日々ご紹介されていますが、食べ歩きを始めるようになったきっかけは?

グルメブログを書き始めたのは、今から10年前で、就職してからです。
学生時代までは順風満帆な生活だったのですが、社会人1年目に名古屋に配属になって。何をやってもうまくいかない、挫折した時期があったんです。こんなはずじゃなかったのになぁと結構落ち込んだのですが、唯一、美味しいものを食べているときだけ元気になっている自分に気づきました。

当時の自分のように、人生でもがいている人たちに、美味しくて、笑顔になれるグルメ情報をお届けして、「明日からまた頑張るぞ」という気力が湧いてくれたらいいなと思って、
「食」をライフワークならぬ、ライスワークにするようになりました。

―はっしーさんといえば「お肉」のイメージが強いのですが、もともとお好きだったのですか?

実は、「お米ソムリエ」の資格を取ってしまうくらい「お米」が好きなんです。ご飯に合うものを探して食べ歩いていたら、「焼肉」との相性がとても良いので、焼肉の魅力にはまりました。焼肉だけは、いちおう専門家として語れるくらい詳しくなれたかな、という自信はあります。
基本的にはオールジャンルで食べ歩いていますが、イメージが強くなっているからか、お肉のオファーが圧倒的に多いですね。
「お肉博士」の資格も取りました。お肉検定1級のことで、焼肉卸の業者の方などが受ける専門的な資格なんです。

―それでお肉に詳しくなったのですね!実際に畜産農家の方にお会いしたり、牧場に行かれたりもするのですか?

いま、肉マニアの間では、いわゆる「エリアくくりのブランド牛」ではなく、最上級の牛を作り続けている「牧場」が注目されているんです。中でも、生産者の名字がついている牧場を、僕は「スター牧場」と呼んでいます。鳥取の「田村畜産牧場(http://tamura-gyu.jp/farm/outline)」や兵庫の「川岸牧場」など、トップスターの生産者の肉を食べたら実際に見たくなって、足を運ぶこともありますよ。田村畜産牧場には行きました。実際に育てている人にこだわりを聞いて、美味しさの秘訣を勉強しています。

―やっぱり、はっしーさんのコメントに説得力があるのも、食べ物に対して人一倍情熱があるからなんですね!

心掛けているのは、情報を編集して、キャッチーにエンタメ化すること。
僕はあくまで「お客(食べる代表)」側でいたいので、距離感は大事にしながら、生産者やお店から学んだことを、うまくかみ砕いて伝えるようにしています。
「この但馬牛は月齢36か月で、飼料のバランスが〇〇なので肉がしまっていて脂質が◇△☆~~(専門用語過ぎて解読不能!)、だから美味しい!」とか言われてもピンとこないじゃないですか。

自分はあくまで等身大で、ひとりの食いしん坊として、食いしん坊の仲間でありたいんです。数年前からレセプションや招待をすべて辞退させていただいているのも、食を通じて、人の笑顔を広げていきたいということが根本にあるから。なので、しがらみのない情報発信をしようと思っています。
生の声を届けることで、より多くの人が美味しいごはんで、ハッピーになれたらと思っています!

はっしーさんが人におすすめしたくなる“いいお店”の条件

―日頃から、グルメ情報を色々な方にお届けされる中で、“良いお店”を聞かれることも多いと思うのですが、気を付けているポイントなどはありますか?

紹介するにしても、もし外してしまった時は自分の信用問題にかかわるので、かなり詳細なリクエスト情報を聞きますね!
「最近、美味しいお店ある?」とかだと、ざっくりしすぎじゃないですか。
やっぱり、「エリア」「ジャンル」「予算」「雰囲気」「使用目的」を教えてもらう。会食なのか、デートなのか、友人同士なのか、的確な情報をもらった方がご希望に添えるのかなと。
自分が「このお店だったら安心」とかではなくて、まず相手の好みや性格を見極めることが第一歩だと思います。相手に合わせることが、すごく重要ですね。

―好みや性格を初対面で把握するのはすごく難しいと思いますが、何か工夫をされているのですか?

どういう会食かにもよりますが、もし会社関係で得意先の役員をもてなすのであれば、秘書の方や部下の方から事前に情報を仕入れておくのって大事だと思うんですよね。一般的には、「苦手な食材は何ですか?」とか聞くと思うんですけど、僕の場合は「プライベートでどういうお店を食べ歩いていますか?」とか、少しでも情報を仕入れたうえで考えます。
肉好きだったら「お肉系のこういうお店で、こういう演出で」とか、作戦を立てますね。それを伝えやすいように、自分で通って融通が利くお店を作っておくことも重要だと思います。

―日頃のリサーチが重要なのですね。はっしーさんが繰り返し行きたくなるのは、どういうお店でしょうか?

「あのお店のアレが食べたい」っていう、強烈な印象に残るお店って良いですよね。
「ここのお店のコレがとにかくすごいんだよ」って言えば、相手もイメージが湧くので会食にも誘いやすくなると思います。もうひとつ、お店を選ぶときは、シグネチャーを提案の中に入れ込んでいくことも大切です。
終わった時の余韻として、「あー、あのお店のあの料理、美味しかったなぁ」っていうのがあると、お招きした方の感想にもつながるので。一捻りある美味しいお店を知っていると、会食も成功しやすいんじゃないでしょうか!

食べたいものをリサーチすることが、会食を成功させる第一歩。明日は、はっしーさんおすすめの会食で外さないお店をご紹介します!

★今日のインタビュー場所:「オーク ドア/グランド ハイアット 東京

お肉好きなフォーリンデブはっしーさんに「KIWAMINO」が用意したのは、期間限定の新作「UFOバーガー」。(2019年7月1日から2019年8月31日まで販売)
今年はアポロが月に行って50周年という記念で考案され、円盤に見立てたチーズにパテを重ねた、見た目にもユニークな一品。ひときわ目を引くのは、円盤のパリパリな食感が楽しいチーズクラッカー。ぎゅっとバーガーの中に折り込んでも、ちぎってホクホクのフライドポテトをくるんでもOK。
フォーリンデブはっしーさんは、遊び心溢れる一品に「これだけボリュームがあるとなかなかお肉までたどり着けないけど、やっぱりハンバーガーは豪快に手で食べたいですよね!」とモグモグ。
ラグジュアリーな空間ながら、まるでアメリカのダイナーにいるようなひとときで、終始和やかに過ごせました。

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フォーリンデブはっしー プロフィール

お肉博士とお米ソムリエの資格を持ち、肉を中心にごはんのオカズを求めて全国を食べ歩く、グルメエンターテイナー。外食グルメ(個人)としては、ブログとインスタグラム(@fallindebu)の人気が日本一。農水省の国産食材アンバサダーや、肉フェスの応援団長なども務める。決めゼリフは、デブリシャス!

ステーキハウス

オーク ドア/グランド ハイアット 東京

都営大江戸線 麻布十番駅 A3番出口より徒歩5分

8,000円〜9,999円

Airi Ishikawa

一休コンシェルジュ メディア事業部長。インタビューを中心に、地産地消や、生産者に近い距離で食材と向き合う極みのシェフがいる店をご紹介します。最近器にはまり中。
【MY CHOICE】
・最近行ったお店:「和田倉」パレスホテル東京 / 御成門はる / エクアトゥール
・好きなお店:ベージュ・アラン・デュカス / 福しま / サンフォコン
・自分の会食で使うなら:ひのきざか(寿司)
・得意ジャンル:フレンチ / バー
・好きな食材: からすみ / シャンパン(RM)

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