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食通がおすすめする、一度は泊まりたい美食の宿5選

宿泊することだけが目的ではなく、その土地ならではの食体験を堪能できる美食宿は、口福なステイを楽しむための宿泊施設です。今回は、その土地の風景と料理のマリアージュを存分に楽しめる美食宿を、全国から5軒厳選しました。

1.大自然を前に国際派シェフの創作フレンチを満喫

チミケップホテル(北海道/津別)

北海道の女満別空港から車で約1時間10分、たどり着くのは静寂なチミケップ湖。大自然に囲まれたその湖のほとりに、ひっそりと佇むオーベルジュが「チミケップホテル」です。

迎えてくれるのは、目の前の風景に圧倒されながら、ミシュラン一つ星に掲載されたモダンフレンチを楽しむことができる唯一無二の美食体験。オーナーシェフの渡辺賢紀氏は、フランス・リヨン、アメリカ・ナパヴァレー、スイス・ローザンヌなどで修業。国際的な経験を活かした、ジャンルにとらわれないスタイルが魅力です。

オホーツク海で水揚げされる魚介、近隣の生産者から届く野菜など、北海道の素材の素晴らしさを存分に発信。なかでも熊肉などのジビエで作ったパテクルートは絶品です。

https://www.ikyu.com/00001895/

2.阿蘇の素材に多国籍の味を取り入れた創作フレンチ

ア・マ・ファソン(大分県/瀬の本)

別府市内から車で約1時間30分、雄大なロケーションのふもとに位置する「ア・マ・ファソン」。南に阿蘇五岳の涅槃像、北には九重連山に囲まれた壮大な眺めが広がります。ヨーロッパより取り寄せた家具で設えた館内は、南欧のリゾートをイメージ。都会の喧騒を忘れて非日常の時間を過ごせる和みの空間。

シェフの小野松慎也氏は、九州各地の新鮮な旬の魚介類、地元で育った高冷地野菜や山の幸など、阿蘇の上質な素材を厳選。漢方やコチュジャンなど多国籍の味を取り入れ、伝統的なフランス料理をベースに目にも舌にも深みのある独創性を発揮します。

広々としたダイニングに座れば、窓に映る阿蘇五岳の雄大な景色が食事に彩りを添えます。「私らしく」という意味の名前の通り、ありのままの自分にもどり、癒される時間を楽しんでください。

https://www.ikyu.com/00001444/

3.実力シェフによるジャンルにとらわれない独自のフレンチ

オーベルジュ オーフ(石川県/小松市)

石川県小松市観音下町(かながそまち)に立つ廃校をコンバート、その土地の文化や歴史を食により体験する「オーベルジュ オーフ」へと生まれ変わりました。教室をリノベートした客室は、それぞれインテリアが異なり、どの部屋もどこか懐かしい雰囲気。

シェフの糸井章太氏は、国内最大級の料理人コンペティションでグランプリを獲得、2023年には『ゴ・エ・ミヨ2023』日本版で「期待の若手シェフ賞」を受賞するなど実力者。伝統的なフランス料理をベースにジャンルにとらわれない自由な発想がゲストを魅了します。

最寄りの農園から仕入れる野菜、スタッフと周辺の山へ採りに行く山菜やキノコなど、地域の豊富な素材を活用し創り出す料理は、この土地ならではの味を表現。フランス語の水(eau)と火(feu)を組み合わせた店名のように、新たな価値観が灯される澄んだ水の美しい里山を訪れてみてください。

https://www.ikyu.com/00002996/

4.歴史ある赤湯温泉に癒やされながら創作料理を楽しむ

山形座 瀧波(山形県/赤湯温泉)

開湯930余年の赤湯温泉の湯に癒やされる、全室源泉掛け流し露天風呂付の宿「山形座 瀧波」。蔵をモダンにリノベーションした客室は、地元の工芸品を配した「YAMAGATA」をはじめとした3タイプがあり、趣の異なるインテリアが洗練の極みです。

2021年より、新潟県三条市でミシュラン一つ星レストランのオーナーシェフとして活躍していたシェフの原田誠氏がジョイン。置賜盆地の食材や山形の伝統料理を、この瞬間だけの旬の味へと昇華させます。

県内の契約農家から仕入れるオーガニック野菜や山菜、庄内産の魚介、米沢牛、フルーツなど地産地消にこだわった創作料理は、パフォーマンス満載のライブキッチンで。また、別館で3室のみのオーベルジュ「 OSTERIA SINCERITA」に宿泊すれば、3組だけで原田氏のシェフズテーブルを堪能することができます。

https://www.ikyu.com/00002496/

5.瀬戸内の美味を醤の香りで味わう「醤油会席」

味わう、もろみの島宿。 「真里」(香川県/小豆島)

瀬戸内海に浮かぶ小豆島で「ひしお(醤)」を味わう文化財の宿 「味わう、もろみの島宿。 『真里』」。島の自然が育んだ伝統の醤(ひしお)を使った味わい深いおもてなしが胸に沁みます。

古くから小豆島は醤油の島。採れたての瀬戸内の美味と畑野菜を、醤の香りで味わう「醤油会席」は、この島ならではのごちそうです。四百年前から「木桶仕込み」で生み出されている小豆島醤油。特産の杉樽仕込醤油や諸味を基にした自家製調味料など、醤と地産食材で味わう特別な饗宴です。

食事処に使われているのは、国の登録有形文化財に登録された木造の日本家屋。大きな梁、古いガラス戸や建具などどこか懐かしさを感じさせるレトロな雰囲気が漂います。美肌効果が期待できる自家温泉の湯とともに、島時間に身を委ねてみてはいかがですか。

https://www.ikyu.com/00001630/

食材、習慣、伝統、歴史などによって育まれたその土地ならではの食を楽しみ、旅する「ガストロノミーツーリズム」は、いまやトレンドワード。食事をするためにだけわざわざ遠くまで出かけ、レストランありきの宿泊を楽しむ。そんな旅がしたくなる魅力的なロケーションと美食を兼ね備えた美食宿を紹介しました。非日常の中のおいしさを、ぜひ、一度体験してみてください。

※こちらの記事は2024年06月02日作成時点での情報になります。最新の情報は一休ガイドページをご確認ください。

Miki D'Angelo Yamashita

コロンビア大学・パリ政治学院修士。新聞社を経てフリージャーナリスト。専門は別だが、趣味が高じて食担当記者に。延べ3000人料理人インタビュー、約30カ国で食関連を取材。料理本も多数編集。

【MY CHOICE】
・最近行ったお店:未在 / 晴山 / レヴォ /茶禅華
・好きなお店:ギ・サヴォワ / Restaurant KEI / 祇園さゝ木 / 宮坂
・自分の会食で使うなら:ル・ブルキニオン / ラルジャン / 乃木坂しん / 蕎麦おさめ
・注目しているお店:お料理ふじ居 / 日本料理 研野 / ELEZO ESPRIT
・得意ジャンル: スイーツ
・好きな食材:麺類

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