美味しいレストランには、こだわりの「スペシャリテ」あり!今回は、カウンター席があるフレンチ・ビストロの名物料理をご紹介します。とっておきのスペシャリテは、お店のこだわりを表現する代名詞となるもの。他ではいただけない特別な一皿を、ぜひ味わってみませんか?
1.釜津田(Kamatsuda) (東京都/麻布十番)
「釜津田飯」「能登牛の炭火焼」
2015年1月にオープンした「釜津田(Kamatsuda)」は、麻布十番駅より徒歩2分の好立地な場所に位置します。ヨーロピアンな調度品が並び、たくさんの絵画に囲まれた店内はまるで美術館のよう。シックで大人な空間は、素敵な時間を約束してくれるはずです。コンセプトは“生かす味”。石川県能登から仕入れた極上の食材の味を最大限に活かした料理の数々は、多くの食通の舌を唸らせています。
能登直送の海の幸、山の幸をふんだんに取り入れた料理を、全7~8品のコース料理のほか、品数を絞ったショートコースでも楽しめます。スペシャリテは、旬の食材を特製のコンソメとともに土鍋で丁寧に炊き上げた「釜津田飯」。トリュフやフォアグラなど高級食材を使うこともあり、贅沢な味わいが楽しめる逸品です。
「能登牛の炭火焼」もぜひいただきたいスペシャリテの一つ。能登牛をいろりで丁寧に炭火焼きした後、カブと生クリーム、和がらしを、カプチーノ仕立てにしたソースと合わせた品です。旨みが凝縮された牛肉とシェフの技が光る絶妙なソースは、抜群の相性。カウンター席から眺める、臨場感あふれる調理風景も必見です。
2.ルボーズ (東京都/東銀座)
「鳥の巣」
ビルの3階という隠れ家的な場所に店を構える「ルボーズ」。東京・銀座に位置しながらも、堅苦しさを感じず気軽に立ち寄れるカジュアルなお店です。木材を使用したテーブルやチェアなどを配し、しっとりとした照明で統一された店内は、落ち着いた雰囲気でデートにもおすすめです。
店主の青木健晃氏は、銀座の老舗フレンチ「ペリニィヨン」で18年間という長い研鑽を積んだほか、途中1年半の渡仏経験を持つ腕利きのシェフ。現地で学んだ伝統的なフランス料理をベースにしながらも、その枠に収まらない料理の数々を、「シェフのおまかせコース」とアラカルトで楽しめます。
スペシャリテは、ネーミングも見た目もインパクトのある前菜の「鳥の巣」。ほうれん草のピューレの上に、麺の一種 カダイフと半熟卵を乗せた姿はまさに鳥の巣!ベーコンのジュレやナッツも使用しているので、味わいのバランスが良く、見た目以上に食感も楽しい一品です。
木の温もりを感じるカウンター席で、肩肘張らずに絶品フレンチを味わってみては。
素敵なお店のスペシャリテは、ここでしか出会えない特別な食体験を堪能できる一品。気になるお店があったら、ぜひブックマークしてみてくださいね。