美味しいレストランには、こだわりの「スペシャリテ」あり!今回は、これからの季節にぴったりの、テラス席があるレストランから名物料理をご紹介します。とっておきのスペシャリテは、お店のこだわりを表現する代名詞となるもの。他ではいただけない特別な一皿を、是非味わってみませんか?
1.CICADA(東京都/表参道)のスペシャリテ
ひよこ豆のディップ“ハムス”、ホタテのロースト、ファロと舞茸のクリームリゾット
表参道の路地裏にある環地中海料理レストラン「CICADA」。駅から徒歩2分の好立地ながら、一帯は緑に溢れ、街中の喧騒とは一線を画しています。海外リゾートをイメージした店内は、屋外バーエリアやシャンデリアのあるテーブル席、プールを望む窓際のカウンター席など、様々なシーンで利用できる造りに。中でも開放感のあるテラス席やプールサイドのソファ席は、昼間は木漏れ日、夜には間接照明の中で美食を楽しめると好評です。
環地中海料理をモダンにアップデートしたメニューが自慢のこの店のスペシャリテは、「ひよこ豆のディップ“ハムス”」。スパイスが効いたハムスと付け合わせのフラットブレッドは相性抜群です。
大ぶりで柔らかいホタテを使った「ホタテのロースト、ファロと舞茸のクリームリゾット」は、メイン料理で一番人気。スペインやイタリアの伝統的なものから、ギリシャやレバノン、モロッコなど100種類以上の幅広いラインナップのワインとあわせて堪能してみては。
2.ラ・スコリエーラ(東京都/赤坂見附)のスペシャリテ
丸ごと一尾魚料理
赤坂御所前にある「ラ・スコリエーラ」は、八丈島出身の漁師が営む南イタリア魚介料理専門店。白とマリンブルーを基調としたお洒落な店内は、高い天井いっぱいの大きな窓から光が差し込み、まるで南イタリアを訪れたかのよう。開放感たっぷりの広々としたテラス席は、これからの季節にぴったりです。
この店の一番の特徴は、肉料理を一品も置かず魚介料理に特化しているということ。ショーケースには、現役漁師で船長のオーナーが確かな目利きで仕入れた新鮮な魚介が並び、食事の前から気分を盛り上げてくれます。
好みの魚介と調理法を選べる「丸ごと一尾魚料理」は、店おすすめのメインディッシュ。ジューシーな旨みが人気の香草オイルオーブン焼き、お野菜も美味しいオルトラーナ(菜園風)など、本場の味を堪能できる調理法が選べます。中でも、「アクアパッツァ」は、3日前までに予約が必要という名物メニュー。「生のアオリ烏賊のイカ墨のパスタ」や、開店当初からの看板メニュー「色々な貝類のフレーグラ」など、種類豊富なパスタも外せません。しっかりとお腹を空かせて訪れたい一軒です。
3.COTEAU.(東京都/代官山)のスペシャリテ
ミルフィーユ
代官山の商業施設「KASHIYAMA DAIKANYAMA」の4階にあるフレンチレストラン「COTEAU.」。世界から注目を浴びる「SUGALABO」の須賀洋介シェフを監修に迎え、次世代のフレンチが味わえると注目を集めている1軒です。
店内は、天然木や大理石などを使用したアートのような空間。ハーブなど様々な種類の植物が育つアンバーガーデンテラスもあり、風が気持ち良いこれからの季節におすすめです。
こちらでいただけるのは、季節毎に選りすぐりの食材を使用したプリフィックスコース。食材ひとつひとつを丁寧に説明してから料理を提供するプレゼンテーションは、食べる楽しみもひとしおです。
食材はもちろん、ペアリングのワインも毎月変わる中で唯一、2019年のオープン以来変わらず提供されているのが、デザートの「ミルフィーユ」。ゲストの目の前で最後の仕上げをするので、味はもちろん、出来立てならではの音や食感も楽しめます。能登から直接取り寄せるミントを使った香り豊かなハーブティーとともに、食事の余韻に浸りましょう。
素敵なお店のスペシャリテは、ここでしか出会えない特別な食体験を堪能できる一品。気になるお店があったら、ぜひブックマークしてみてくださいね。