極みの店|

名店紹介「祇園 呂色」。京都で心躍るフレンチ体験が叶う大人の隠れ家

京都の祇園で、漆黒に輝くカウンターを舞台に楽しむ一流シェフの料理。星付きレストランを運営するシェフが、自身のさらなる理想をまた違ったアプローチで叶えようと新たにオープンしたフレンチレストラン「祇園 呂色」をご紹介します。
より限られた席数だからこそ出会える、シェフの技術と遊び心が鮮やかに昇華した一皿の連続に、心奪われない人はいないと話題沸騰の一軒です。

洗練された設えが、訪れるものを非日常へと導く

四条通に面し、花見小路通との交差点に立つビル。一年を通じて人波が途切れることのない賑やかな界隈にありながらも、店が位置するビルの5階へと歩を進めるうちに、たちまち外の喧騒が嘘のような空間へと招き入れられます。

しっとりと濡れたように艶めく漆黒のカウンターに、全12席が並ぶ店内は隠れ家感も抜群。存在感ある季節の花のアレンジメントも美しく映え、黒漆の色味を意味する店名「呂色」がイメージする通り、大人が寛げる上質な空気感に満ちています。

小霜浩之シェフの世界観にどっぷり浸る料理の数々

大阪府出身の店主、小霜浩之氏は、芦屋の1つ星レストラン「コシモ・プリュス」を経営し、数々の料理コンクールでの受賞歴もあるなど、美食家の間ではよく知られた存在。大阪の「リーガロイヤルホテル」に19年間勤務して研鑽を積み、同ホテル史上最年少の33歳で、「リーガロイヤルホテル小倉」の「グランメゾン・シャンボール」(現在は閉店)のシェフに就任。

2009年からは京都の「ドゥーズ・グー」(現在は閉店)でシェフを務めた後、2012年5月に満を持して前述の「コシモ・プリュス」を芦屋にオープン。大変な好評を博し、2016年には1つ星を獲得しました。そして2017年11月には小霜氏の新たなる挑戦としてこの「祇園 呂色」をオープンし、よりきめ細かにゲストに対応する新形態で早くも注目を集めています。

「祇園 呂色」は、魅力ある季節の食材をフランス料理という枠を超えて、店主小霜氏が一番美味しいと信じる調理法で提供するという、氏の新挑戦である店。ランチ、ディナー共におまかせコース一本のみの用意で、予約はそれぞれ12:00からと18:30からに限定。ゲストが一斉にコースをスタートするスタイルがとられています。

まずはコースの始まりを華々しく告げ、その後に続く料理への期待をさらに膨らませるアミューズやオードブルが、目にも楽しく数品ずつ登場。提供されるメニューは日によって変わりますが、キャビア、トリュフ、フォアグラの世界三大珍味を用いた一品などは、美味しくて当たり前というハードルの高さを軽やかに飛び越える口福。その後もビジュアルの美しさと、唸るような美味しさを見事に両立した逸品の連続です。

メインの肉料理にラインアップする銘柄牛や仔羊、シャラン鴨やランド地方産の鳩などの肉を店主自ら持ち出し、ゲストが目で見て選択するワクワク感たっぷりのプレゼンテーションも好評。

ここで選んだ肉や魚料理で振る舞われる魚介類は、炭でじっくりと絶妙な焼き加減に仕上げ、テーブルへ届けられます。

熟練のソムリエによるワインのペアリングも用意されており、絶品料理との至福のマリアージュを堪能することができます。

一流の味が溢れる祇園の街で、地元の美食家のみならず、遠方から足を運ぶゲストの舌をも魅了して止まない隠れ家のようなレストラン。季節を感じ、素材の旨みに溢れた美しいフレンチを味わいに、ぜひ訪れたい名店です。

お店の衛生対策について

【従業員に対して】
・マスク着用の義務化

【営業及び店内設備】
・入口、店内(トイレなど)に手指消毒用のアルコールを設置
・各お席にアルコールのミニボトルを配布

フレンチ

祇園 呂色

京阪線 祇園四条駅 徒歩2分

20,000円〜

#京都の名店 特集をチェック!

Mika Muroi

旅と食べ歩きと文章を書くことが好きで、プレミアム・グルメメディア「KIWAMINO」のライターに。フレグランスラボでの勤務経験から、香りやフレーバーにこだわりが。選りすぐりのレストランを、スマートな日本語に乗せてお届けします。
【MY CHOICE】
・さいきん行ったお店:DAZZLE
・好きなお店:嘉禅
・自分の会食で使うなら:麻布淺井
・得意ジャンル:イタリアン、ビストロ
・好きな食材:野菜全般、鴨、チーズ

このライターの記事をもっと見る

この記事をシェアする