2020年3月、三田に佇む中国料理の名店が「赤坂 桃の木」として「東京ガーデンテラス紀尾井町」の3階・達磨坂テラスに移転しました。有名ガイドブックや、フーディーから高い評価を受ける料理はもちろんのこと、豊富なラインアップが揃うワインとのマリアージュにも定評があります。「ミシュランガイド」や「ゴ・エ・ミヨ」といった、有名ガイドブックからも高い評価を受けるこちらのお店。プレミアム美食メディア「KIWAMINO」では、移転後のお店の様子も併せてご紹介します。
※本記事は、2020年3月に取材した内容に基づき制作しています。
目 次
「東京ガーデンテラス紀尾井町」の3階に位置する上質な空間
日本を代表する名店が集う、「東京ガーデンテラス紀尾井町」の3階・達磨坂テラス。「赤坂 桃の木」は、上りエスカレーターを降りるとすぐ目の前に居を構えていました。
1階からだけでなく、「オフィスフロア」やラグジュアリーホテル「ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町」からのアクセスも容易です。
店内に一歩足を踏み入れると、天井が高くラグジュアリーな雰囲気が漂うメインダイニングが広がります。
緩やかな照明が灯る広い空間に、テーブルが4卓並びます。メインダイニングでは、一人ひとりのお客様がリラックスしてお食事を楽しめるよう、スペースを贅沢に使いテーブル間に余裕を持たせる工夫がなされていました。
「フカヒレ」や「アワビ」など、豪華食材を用いた料理をいただくのに最適な質の高い設えとなっています。
マリアージュも楽しめる、小林武志シェフによる奥深い一皿
オーナーシェフの小林武志氏は、伝統的な中国料理を知りつくした上で、素材の美味しさを味わえる独自のスタイルを確立したことで知られています。母親の影響を受け、中学・高校時代には料理の道を志し、大阪の辻調理師専門学校に進みます。
もともとフランス料理志望でしたが、専門学校での経験を経て中国料理の奥深さに惹かれ、徐々に専門性を高めていくこととなりました。
小林シェフが研鑽を積んだお店は、東京・吉祥寺の「竹爐山房(チクロサンボウ)」。30年余りの歴史を誇る、吉祥寺エリアを代表する高級中国料理店です。2019年に惜しくも閉店となりましたが、調理技術はもちろんのこと、素材や漢方にまつわる知識など、小林シェフのオリジナリティーを形成する幅広い知見を獲得しました。
そんな小林シェフの中国料理は、伝統を重んじるとともに独自の感性に貫かれています。名物の「フカヒレ」や「パパイヤの蒸しスープ」や、ナイフやフォークを使っていただく「黒酢の酢豚」、「よだれ鳥」はいずれも、「赤坂 桃の木」でしか味わうことのできない逸品です。
小林シェフはワインへの造詣も深いため、お店ではお料理とのマリアージュを楽しめるよう、ペアリングの提案にも力を入れてきました。
ワインやシャンパンの種類も豊富なので、お願いすれば、その日の料理にピッタリの一本をチョイスしてくれます。
もちろん、紹興酒や中国茶の種類も多く取り揃えており、訪れる人を選びません。
プライベートな空間で食事を楽しめる2つの完全個室
メインダイニングの奥には2つの完全個室をご用意。最大4人まで対応する個室と、2人用の個室が並びます。
2つの個室は音漏れも防ぐ分厚いパーティションで仕切られているため、メインダイニング以上にプライベートなひと時を過ごすことができます。
4人向けの個室の様子。カーテンだけでなくブラインドもあるため、外からの視線も気になりません。天井はメインダイニングと同じく余裕のある高さとなっているため、窮屈さは感じないと思います。また、2人用の個室もご用意しています。
なお、入り口付近にも個室を1つご用意。メインダイニングを通ることなく着席できるため、他のお客様と極力視線を合わせたくないといったプライベートでの利用に最適です。
なお、お手洗いは入居するビル「東京ガーデンテラス紀尾井町」のものとなるため、一度お店の外に出る必要があります。
卓越した技術や厳選素材を用いた中国料理と、ワインやシャンパンのマリアージュを楽しめる「赤坂 桃の木」。「東京ガーデンテラス紀尾井町」が誇るラグジュアリーな空間と、落ち着いた照明のもとで、プライベートなひと時を過ごしに訪れてみてはいかがでしょうか。
お店の衛生対策について
平素より赤坂桃の木をご愛顧頂き、誠にありがとうございます。
当店では、新型コロナウィルス感染症拡大に伴い、お客様およびスタッフの健康と安全を考慮し、感染拡大の防止策を強化しております。
・従業員のマスク着用
・アルコール消毒液の設置
・間隔を空けてのお席のご用意
アクセス
住所: 東京都千代田区紀尾井町1-3 紀尾井テラス3F