和食やフレンチなどジャンルの枠を超え、さまざまな要素を盛り込んだ芸術的な一皿が味わえる「TAKAZAWA」。既成概念を打ち破り、“美味しい+楽しい”料理を作り上げるイノベーティブ・フュージョンの名店をご紹介します。
お店があるのは、赤坂の外堀通りを一本入った裏路地。赤坂駅、赤坂見附駅、溜池山王駅からそれぞれ徒歩で4~5分ほどと、車でも電車でも好アクセスな立地です。
「TAKAZAWA」の名前が記されたガラスドアの向こうには、真っすぐと上に伸びる階段が。店内の様子がわからない隠れ家感あふれるアプローチで、一歩ずつ歩みを進めるごとに胸が高鳴ります。
階段を上がった先に広がるのは、10席が並ぶ圧巻のダイニングエリア。頭上に弧を描くライティングと足元を優しく照らす間接照明が、シックで凛とした雰囲気を醸し出します。
木目の壁には花瓶が埋め込まれ、一輪ずつ生けられた花々がシンプルな内装に彩りを添えています。
中央に構える臨場感たっぷりのアイランドキッチンで腕を振るうのは、オーナーシェフを務める高澤義明氏。
2005年に“誰も知らない小さな実”という意味の「ARONIA」を加えた「ARONIA DE TAKAZAWA」をオープン。2012年さらなる飛躍を目指して、自身の名前だけを掲げた「TAKAZAWA」に変えてリニューアルを行いました。
『人生を変える世界のトップレストラン10』のひとつに選出、サンペレグリノ『ASIA TOP 50 』に名を連ねるなど、その活躍は海外メディアでも話題に。今では、海外からもたくさんのグルメなゲストが訪れているそうです。
メニューは、お任せコースの1本のみ。「日本の良き風土・人・食材、伝統的な世界を再構築してモダンに供する」というテーマのもと、ジャンルの枠にとらわれない自由な発想で、日本文化に通ずる料理を提供しています。
素材本来の持ち味をロジカルに計算して組み合わせ、美味しさを最大限に引き出す高澤シェフの料理。プレゼンテーションも魅力で、中でもスペシャリテの「ラタトゥイユ」は色鮮やかな野菜がたっぷりと使用された人気の一品です。スプーンに乗ったまま一口でいただけば、食感と味の変化を同時に堪能することができます。
ワインも豊富に用意されているので、さまざまな種類を楽しみたい方はぜひドリンクペアリングをセットにしてご予約を。高澤シェフ自身もシニアソムリエの資格を持っているため、料理とワインが互いに美味しさを高め合う最高のマリアージュを体験できることでしょう。
洗練された空間の中、巧みなプレゼンテーションで美しい料理をいただくことができる「TAKAZAWA」。あなたも、驚きと感動の一皿に舌鼓を打ってみませんか。
「TAKAZAWA」の記事をもっと読む
「TAKAZAWA」高澤義明氏に聞く、日本の食文化をモダンに供する料理哲学
アクセス
住所 東京都港区赤坂3-5-2 サンヨー赤坂ビル裏側 2F