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「ランベリー」グルメレポ。フレンチと日本のマリアージュを体感できる名店

広尾からも西麻布からもアクセス可能なフレンチレストラン「ランベリー」。メインダイニングでは日本とフレンチのマリアージュが体感できる料理を、バックバーは2軒目の利用にも。一度は訪れたい名店です。

2006年11月に南青山にオープンし、10年連続星を獲得したモダンフレンチレストラン「ランベリー」。翌年の2017年11月には広尾に移転オープン、2019年5月には「Grace of Japan / 日本の恵み」と新たなコンセプトとともに店内を大幅に改装し、西麻布や六本木というグルメ通が集まるエリアで人気を博しています。

通りを1本奥に入ったところに、しっとりと佇む同店。階段を上って2階の入口へ進みます。

入口から奥に進むと、スタイリッシュで高級感のあるフレンチらしい空間が広がります。
壁には小さなガラス張りの窓があり、キッチンの様子をのぞくことができるのも斬新なシェフのアイデア。
普段は見ることができない、活気ある雰囲気を感じられますよ。

ゆったりとくつろげるソファは特等席。リラックスしてシェフの料理とワインを楽しめば、会話もどんどん弾みそうです。

こだわりの空間デザインを手がけたのは、コマタトモコ氏。お店のコンセプトである「Grace of Japan / 日本の恵み」を表現するため、フレンチの空間の中にも日本らしさを感じる、細部まで綿密に計算したデザインに仕上げられています。

お店の奥には、秋田の組子細工を施したバーもあります。ワインバーのみの利用もできるので、西麻布や六本木で食事をした後にちょっと1杯、なんていう時にも重宝します。

同店で腕を振るうのは、ミシュランガイド常連の岸本直人シェフ。フランスの有名店で修業を重ね、帰国した後に銀座『オストラス』のシェフを務め、その後『ランベリー』をオープンしました。

シェフが長年取り組んでいるコンセプトが「日本の恵み」。シェフ自らが現地に出向いて生産者と直接会話し、旬の食材を使って作り上げる料理の数々には、フレンチと日本のマリアージュが実現されています。さらに、カトラリーやお皿まで日本の職人が作り上げたものにこだわっています。

さて、シェフが作り上げるスペシャルなコースをご紹介しましょう。

最初の一皿は、福島県白河のもぎたて胡瓜のジュレ。胡瓜の風味がさわやかなジュレに、アンチョビのクリームのコクをプラス。この季節にぴったりの逸品です。

胡瓜のジュレで夏の終わりを感じると、続いては秋の訪れを思わせる一品。
目の前に現れたのは、マジパンでひとつひとつ作られたきのこが乗った大きなプレート。初秋のきのこ狩りをイメージしています。

プレートの端っこにちょこんと乗っているのは、松茸のフリットです。

手でつまんでお皿へ移動し、クリスマス島の塩と青柚子でいただきましょう。サクサク衣の食感と、風味豊かな松茸が絶品。

朝露と共に収穫した山梨県産トウモロコシのスープには、北海道産の活けウニが隠れています。お花を散りばめた見た目にも楽しい一皿。

山椒のパンには、燻製バターを合わせて。山椒と燻製の組み合わせ、一見変わり種ですが、これがまた大人の味。

続いてのお皿は、まるでメインのお肉料理かのようなイチジクとセップのソテー。
栃木県産2種のイチジクとフランス産セップのソテーを、焦がしバターに近いソースで濃厚に仕上げています。

合わせるワインも極上。料理に合わせてマリアージュを楽しんでください。

お魚料理は、北海道産の活〆平目。骨付きのまま豪快に調理することで、身が縮むのを防いでふっくらと仕上がるのだとか。

まるでお肉のように肉厚で、食べ応えも満点。骨に沿って横にナイフを入れて、ふわふわの身をソースたっぷりで楽しんでください。

お肉料理は、岩手県花巻「石黒農場」のホロホロ鶏胸肉のロティ。皮はパリッと、身はやわらかくジューシーに仕上がっていて、鶏胸肉の概念を変えてくれます。

デザートには、メロンと、シャインマスカット。そしてカフェと一緒に数種類の焼き菓子をいただき、料理の余韻に浸ります。

料理はもちろん、店内の内装やカトラリー、食器類までお店全体で日本を体感できるフレンチレストラン。
大切な人との食事や接待はメインダイニングで、奥のバーは2軒目の利用にもおすすめです。

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フランス料理

ランベリー

東京メトロ日比谷線 広尾駅 3番出口から徒歩7分

15,000円〜19,999円

アクセス
住所 東京都港区西麻布3-13-10 パークサイドセピア 2F

ハツ

年間400軒のレストランを食べ飲み歩くグルメブロガー。美味しいものを食べて飲んで楽しむオンラインサロン「東京グルメサロン」主宰、約140人のメンバーで毎月20回以上のオフ会を開催中。 その他、さまざまなグルメメディアでグルメライターとして活動しながら、自身もインフルエンサーとしてグルメ情報をSNSで発信している。

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