食レポ|

「うなぎ時任」実食レポ。職人技が光る鰻尽くしのフルコースを堪能

世界に誇れる素晴らしい鰻文化を伝えたいと、麻布十番の路地裏にひっそりと店を構えるのが『うなぎ時任(ときとう)』です。
にぎやかな麻布十番商店街から少し離れた場所にあり、階段をのぼった2階に暖簾のかかった入り口を見つけます。

店内には一列に並んだカウンターが8席。スタイリッシュで高級感ある雰囲気は、大切な人と過ごす時間や会食にもおススメです。
さらに、カウンターの目の前では料理人がうなぎを捌く様子や串打ちなどの職人技を見ることもできます。卓越した職人技はまさに芸術。思わず見とれてしまいます…!

そんな職人技を披露するのは、店主の時任氏。
創業より200年以上続く鰻の名店「麻布野田岩」で15年間修行した後、料理の幅を広げるためにパリへ渡航、2018年6月に同店オープンに至りました。

提供するお料理は、おまかせコースのみ。
天然鰻の取り扱いもあり、天然鰻と養殖鰻の食べ比べも楽しむことができるのは、鰻一筋の時任だからこそ。天然鰻はその時に最も上質なものを厳選し、養殖鰻は愛知県三河産(仕入れにより異なる) のものを使用しています。あわせる食材もまた徹底的にこだわり、極上の料理を完成させます。

定番の鰻料理はもちろんのこと、洋食の技法を取り入れた斬新な鰻料理が楽しめるのも特徴的。
例えば、前菜に登場した鰻のブルスケッタは、バケットの上に鰻の蒲焼が乗っていて、手でつまんでいただくというスタイル。これは初めての体験です…!

鱧やホタテと一緒に鰻の蒲焼が入った「鰻のブイヤベース」をはじめや、「鰻の赤ワイン煮込み」は、しっかりと赤ワインのエキスを吸った鰻に濃厚なフォアグラを合わせ、まるでフレンチのよう。

目の前で捌かれていく鰻のパフォーマンスにも注目。鮮やかな包丁捌きで、あっという間に鰻が焼き上げられていきます。

焼きあがった鰻は、丁寧に骨抜きされ白焼きに。白焼きというと白い鰻を想像しますが、こちらのお店ではしっかりと焼き上げ、皮はパリッと身はしっとりとした白焼きに仕上げているのだとか。

お皿にはキャビアが添えられ、贅沢な一皿の完成です。

定番の「うな重」も、ひと味違う料理として楽しみます。
焼き上げてから少し蒸らして完成する鰻は、ふわふわ食感。
味の強すぎない高級感のあるタレに、山椒をぱらっとふりかければ、大人のうな重の完成です。

ともにいただくのは合わせるお酒は 、鰻料理に合わせた日本酒やワインの数々。定番の鰻料理には日本酒を、赤ワイン煮込みやブルスケッタにはワインを合わせるなど、料理によってチョイスしてみてくださいね。

目の前でパフォーマンスを体感できるカウンターの特等席で、極上の鰻料理とお酒を楽しむことができる大人の隠れ家。大切な人と過ごすひとときに、ぜひ訪れてみてください

うなぎ

うなぎ時任

都営地下鉄大江戸線 麻布十番駅 徒歩6分

20,000円〜

アクセス
住所 東京都港区麻布十番2-5-11 AZABUMAISON201

ハツ

年間400軒のレストランを食べ飲み歩くグルメブロガー。美味しいものを食べて飲んで楽しむオンラインサロン「東京グルメサロン」主宰、約140人のメンバーで毎月20回以上のオフ会を開催中。 その他、さまざまなグルメメディアでグルメライターとして活動しながら、自身もインフルエンサーとしてグルメ情報をSNSで発信している。

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